2011年レッスン日誌

今年もありがとうございました!



今年も残すところ4日となりました。あっという間の一年でしたが、実りの多い年でもありました。

今年は東日本大震災をはじめ、原発事故などで今でも多くの被災した方が、苦しく不自由な生活を送っていられます。

私たちは、自分たちの無事や安泰を願うだけでなく、みんなが笑顔で元気な生活が送らることができるよう、その時だけでなく、来年も再来年もずっと、ずっと何か出来ることを考え、実践していけたらと思います。

今年最後のレッスンとなったA君が「先生、今年も先生のおかげでピアノを続けることができました。ありがとうございます。」と言ってくださいました。

その一言が私にとって一番の励みになりました。お礼を言いたいのは、今年も元気にピアノを弾いて下さった生徒の皆さんです。

来年も、健康で元気に笑顔で、勉強、仕事、運動、遊び、そしてピアノ、たくさんたくさん頑張りましょう!

今年一年間皆さんに支えられて一生懸命走りました。来年も走り続けます。

一年間、ありがとうございました。(12/28)
雨の日のレッスン

 レッスン日の雨降りは嫌ですね。バスは遅れ気味になるし、普段、自転車で来られる生徒さんは歩いてこなければならないし、遠距離からの徒歩の生徒さんも大変ですね。雨だけでなく風も加わると、靴だけでなく、洋服、カバン、さらにはカバンの中の楽譜まで濡れてしまいます。
 雨の日に靴や、靴下が濡れてしまったら、遠慮しないで言ってくださいね。
洋服、カバンは見れば分かりますが、玄関で脱いだ靴までは見られないから、帰りも中がグショグショに濡れていては、この時期しもやけになってしまいます。
 
濡れた洋服はレッスン時間内にお風呂場の乾燥機で乾くし、靴下はいつでも生徒さんのために替えのものを用意しています。(換え洋品は靴下だけでなく、小さい生徒さんのおもらし用の下着もありますよ。)
 
替えた靴下や下着はそのまま差し上げますから、履いてお持ち帰りです!
いつでも、さわやかにピアノ弾きたいですよね!

まさに身も心も!です!!(12/21)

頑張ったMちゃん!

 小学生6年生のMちゃんはショパン国際コンクールin Asiaを受けました。
出場者が高レベルのコンクールの中でしたが、Mちゃんは見事、奨励賞をとりました。

 6人が全国大会に出場できたこの予選でMちゃんは7番目だったので、残念ながら全国大会にあと一歩及ばず、出場することができませんでした。
全国大会ではMちゃんの好きなショパンの「幻想即興曲」が課題曲だったので、なんとしても全国大会に行ってもらいたかったのですが、本当に惜しかったです。

 でも、Mちゃんは頑張りました。課題曲のバッハもショパンのワルツも毎日よく練習していました。最後は私の主人も一緒にレッスンに参加してもらい、夫婦揃ってのレッスンでMちゃんは主人の難しく、厳しい要求にもよく応えて演奏していました。
 
 コンクールが近くなると学校を休んで練習したり、習い事もお休みする子どもが多い中、Mちゃんは学校も休むことなく、普段と同じ生活の中で、ピアノ練習に励んでいました。
コンクール前になってバタバタ練習しても身にならないんですね。やはり日頃の練習が大切なんです。

Mちゃんは残念ながら全国大会には進めなかったけど、子どもっぽい演奏から大人の演奏ができるようになり、本当に上達しました。

Mちゃんの努力と頑張りに私が金メダルをあげるからね!(12/15)
ピアノの発表会

来年の発表会の会場予約が一年前から始まり、12月1日がその抽選日。
前回同様、西東京市の「こもれびホール」の抽選に生徒のお母様にご協力をお願いし、希望の12月23日(日曜日)に会場をおさえることができました。

私は抽選に外れた場合にそなえて、早いもの順の東久留米の成美会館グリーンホールに始発の電車乗り、寒空のなか、待つこと4時間のすえ、こちらも希望の日時にホールをおさえることができました。

でも、なんと言っても音響のよさに第一希望の「こもれびホール」に決定しました。

発表会って一年前から準備しなければならないから、大変なんですよ。

今回も抽選にご協力してくださったお母様、お忙しい中、ありがとうございました。

発表会は、今までの練習の成果をだすところ、間際の練習はだめですよ。そのためにも、さあ、今から練習、練習!

という私は、一年後の今頃、きっと頭かきむしって、大奮闘していんだろうなぁ〜。くわばら、くわばら…!?(12/6)

 長年ピアノ教室を運営していると、非常に多くの生徒さん、また様々な出来事に出会います。
 
先日、私のようにピアノを教える同業者同士の出版物を読んでいると、皆さんそれぞれに色々な悩みをかかえていることに驚きました。また、仲間内の飲み会などがある時は、決まって悩みや愚痴などで盛り上がります。ピアノ教室を運営するって本当に大変なんですね。

 同業者の方の悩みの一例を挙げると、

「毎回練習をしてこない生徒がいるけど、練習をしてこないとレッスンにならないから月謝泥棒かしら?」

「毎月、月謝を滞納する生徒がいるけど、言えない」  「生徒が家の中を走り回ったり、部屋の中を勝手に見回る」

「レッスン時間より30分以上も早い時間に来る」  「レッスンに口を挟む親がいてやりにくい」

「個人的な理由で振替ばかり言ってくる」  「レッスン時間に追われ、自分の練習時間がもてない」
「家の中で教えるからストレスがたまる」等々あげたらきりがありません。

 今、挙げたことって、この教室でも日常茶飯事のように行われてるんです。だから、その方たちの周りだけで行われているのではなく、特別なことでもないんです。

 でも、私って幸いなことに能天気?脳天気?能転気?
それより、もっと酷いこと?に、たくさんあっていますが、悩んだことってあまり無いんです。

 生徒だから「注意だけする」ではなく、ピアノを教えるのと同時に自分の子どもだと思ってしつけも教えてやる〜!と割りきれば、何度言っても家の中を走り回る子どもは、お尻も叩きますし、怒鳴りもします。
 練習してこなければ、この場で弾けるようになるまで何回も何回も弾かせますから、月謝泥棒にはならないし、親が口を挟むならレッスンに来てもらって一緒にレッスンに参加しもらいます。

 レッスン時間には毎日のように追われていますから、自分の練習時間は早朝を確保することで練習出来ない言い訳にはならないし、ピアノ以外の趣味でストレスなんかありません。

 それでも、文句ばかり言われて本当にダメだと思ったことはありますが、それほど文句があるなら「どうぞ、辞めてくださって結構です!」ってこちらから辞めてもらえばいいのです。

生徒に媚びうってまで、自分の信念を曲げてまで親御さんの言いなりになる必要は無いですし、私より、優れたピアノの先生は山ほどいらっしゃるんですから。

 私がピアノを習っている時、先生は絶対な存在だったし、とにかく恐かったです。時代は変わりましたね。でも、ピアノレッスンの時は厳しい先生で、レッスン以外はうるさいくて、ドジなおばさんでいいと思いながら、今日も走り回る子どものお尻を追いかける私です。(11/26)
がんばれ!ママ!

 生徒のYさんは幼稚園生R君のお母様です。
 来春、R君は幼稚園を卒園しますが、卒園式でピアノを弾くお母さんが見つからず、Yさんは、私に「どうしよう〜?!」とご相談に来られました。

 どうもこうもない、80人近い園児のご父兄がいる中、弾く人がいないのなら、弾くしかない!

 入場、退場、園児の歌、花束贈呈等々…弾かなければならない曲は一曲だけではありません。せめて何人にかのお母様たちで分担できればいいのですが、一人も協力者がいなければ、全部弾くしかありません。ようし〜!!この際、全部弾こうじゃないか!
Yさんを励まし、一緒に曲選びをし、早速練習にとりかかりました。

 上手く弾こうなんて思わなくていいんだよ!テープを流すより、お母さんのナマで弾くピアノの方がいいに決まっている、そこに無事に卒園できて、「ありがとう!」っていう心がこもれば、こんなに素敵な卒園式はないはずです。

「子どもも喜ぶし、Yさん自分自身のために弾いて!」

 人がやるのはいいけど、自分は煩わしいことしたくな〜い!なんていう方が増えているなか、Yさんの勇気と決断に、心から応援したいです。


私の周りでは生徒さんをはじめ、何かあると人ごととはいえ、みんなで協力しあっています。
日頃から人が喜ぶことをしてあげれば、いつか自分にもたくさん返ってくるよ!

あなたの気持ちは必ず園児たちの心に伝わって想い出深い卒園式になりますよ!3月の卒園式に向けてがんばれ!Yさん!(11/16)
サプライズ・パーティー

 先週5日の土曜日の夜、何の予告もなく私の生徒が乱入?いったい何事かと思いきや、クラツカーの爆音とともに「先生!お誕生日、おめでとう!」の歓声が…!!

いやぁ〜!驚きました。まったくの想定外!?

その中には、発表会「若葉の会」の一週間後に出産したKちゃん夫婦の姿も…。さすがにまだ首がすわらない赤ちゃんを連れてくるわけにはいかないので、今回はお留守番でしたが、嬉しかったです。

日頃、説教めいたことしか言わない、うるさい先生なのに、こうして集まって来てくれて感激しました。

それも、野郎ばかりです?!

ありがとうね!ピアノ教えるばかりでなく、こうして楽しい集まりができることが一番嬉しいです。

私はやっぱり誰よりも幸せな先生です。

ちなみにKちゃんの赤ちゃんは女の児、名前は庵莉ちゃん、パパそっくりな可愛い赤ちゃんです。次回はぜひご一緒に!そしてピアノも弾けるようになるといいね。
私はすっかり、孫を見るおばあちゃん??(11/8)

おくりびと

 私は以前から「死」についてずっと考えてきました。「死」は恐いけど、この世に「生」を受けた以上、誰もが避けることの出来ないことです。だから、死ぬ時は「痛い〜!」「苦し〜い!」「死にたくな〜い!」と騒ぐより、死を受け入れて「今までありがとう!」って穏やかに死んできたいと思います。なので、後悔のない人生を送りたいと常日頃から思っています。
 
いかに平気で死ねるかより、いかなる場合でも平気で生きていけるか大切だと最近悟りました(←これってなかなか出来ないです)。
 
2008年に映画になった「おくりびと」を皆さんはご覧になりましたか。

その映画の原点となった「納棺夫日記」の中に「〈死〉は医者が見つめ、〈死体〉は葬儀屋が見つめ、〈死者〉は愛する人が見つめ、僧侶は〈死も死体も死者も〉なるべく見ないようにして、お布施を数えている」という一節がありました。先に私の親友が亡くなった時、医者ですら死を見ていません。モニターを見ていました。

 日本の国土交通省では、救急車は旅客課で霊柩車は貨物課で扱われているんですって。
死んだら人から物になっちゃうんですね。なんだか悲しい…。

 「おくりびと」の原点となった作家の青木新門氏によると、「だから、死ぬ時は命のバトンタッチをする」ことが大切だと述べています。

 私が死ぬ時はどんなかたちで死を迎えるか予想もつきませんが、せめて、誰かに臨終の席で命のバトンタッチをしたいです。

 今日が誕生日の私はまた一つ歳をとりました。こんなことを考えるのは誕生日を喜ぶ歳から、命のバトンタッチを考える歳になったってことでしょうか?これって嬉しいこと?淋しいこと?(11/2)
三つの命 

私たちには自分の人生を動かしていく三つの命があると言います。

「使命」…命を使うこと
「懸命」…命を懸けること
「宿命」…その結果命を宿すこと
    
 与えられた命を悔いの残らないよう大事に使う、そして、これだと思ったことには命を懸ける、そこに自分の命が宿ったら、そんな生き方ができたらすごいな、と思うんです。

私はピアノを弾くことに自分の命を使います。そして、ピアノを弾くことに命を懸け、その結果ピアノを通じてそこに命が宿ったら最高の人生かもしれません。

でも、最近の私の周りに起こった命は

「命名」…生徒のKちゃんに赤ちゃんが産まれました。

「命日」…親友が癌で亡くなりました。

「命の母A」…なんだか最近イライラが増えた?更年期を迎える私に??

ったくう〜!?

皆さんの神様から授かった命を今日も大切に使いましょうね!(10/26)
ほんのちょっと

 ある雑誌に、何かを始めるとき、長続きする秘訣は「ほんのちょっとの苦労、ほんのちょっとの努力」ということだという一節がありました。この言葉を目にした時、私は強い衝撃を受けました。

 例えば人より5分早く起きる、10分早く起きる。そうすると、何をするにも5分、10分早く始められる。でも1時間早く起きるのは大変ですね。だから少しでいい、まさに「ほんのちょっとの苦労、ほんのちょっとの努力」です。

 私は車でよく行動しますが、朝6時に家を出るのと6時15分に家を出るのとでは目的地に着く時間が15分遅れるのではなく、30分以上違うんです。
みんなが同じ時間に行動するから、道路は渋滞になるんです。

 わずか10分か15分普通より早く行動することで、全然違うことが起きるんですね。これを毎日繰り返すとその差はすごい。 

 人間の能力はとても優れた人でも平凡な人でもそれほどの違いはないと思うのです。でも、意識をすることとしないことの差ってすごいと思います。それが毎日あるんですよ。
そうした小さな努力の積み重ねが、実は非常に大きいのだと分かってから、いまの自分の身の丈で精一杯できることをしていけばいいと考えるようになりました。

 人よりちょっと早い、ちょっとだけでいい、一歩だけ進歩する、それで十分だと思います。
それを30分も1時間も早くしようと思うから続かないんです。
 
 成功の秘訣は、だれでも出来るほんのちょっとの繰り返し、でも、だれでも出来るけれど、殆どの人がやっていないほんのちょと。

 毎朝の起床が5時の私は4時50分になりました。そうすれば、ピアノの練習時間が10分増える、ちょっとだけど毎日にすれば積み重ねって10分でもすごい!

たった10分早くなっただけなのに、5時と4時50分では、言葉の上でとても違って聞こえるし、「4時50分なんて無理〜!」と思うんです。なので私の起床は「5時10分前!」と言うことにしている4時50分起きの私です。
(10/19)
ほめるということ

今、私はテニスのストロークが打てなくなって悩んでいます。コーチや友人にアドバイスもらっても、みんな言うことが違って悩むばかりです。先日も友人とテニスをしましたが、ストロークもボレーサーブもダメだしばかり…。私ってそんなにダメなのかなぁ…。どれもダメかもしれないけど、一つくらい「いいね!」って言われるものはないの?今まで打てていたボールも打てなくなり、すべてに自信がなくなってしまいました。

それから、数日して生徒Kちゃんのピアノのレッスンでの出来事。

ハノンの指使いが違っていました。前回も前々回も注意しているにもかかわらず、直っていません。一週間何練習していたの?こんなに注意しているのに!

続くバイエルは、まぁまぁ弾いていました。バイエルの中では難しい曲だったので、「バイエルがちゃんと弾けるのにハノンはなぜ弾けないの?」
最後のメトードロースはミスタッチばかり…。これも前回注意したよ!
結局、Kちゃんには褒めてあげる言葉を言わなかったんです。すると、Kちゃんはプイッとふてくされ、私が最後に話しかけても無視して挨拶もせず、怒って帰って行きました。
「なんていう態度なの!?練習足りないし、注意も直してないのに、私の方が来週は頑張ってね!って声をかけても無視するなんて〜。」

それから一時間くらいたって、Kちゃんから次のようなメールがきました。

「さっきは無視してすみません。今日はたくさん練習したので完璧だと思っていたのに、そんなたいして間違ってもいないのに一回も褒められない上に怒られたので腹が立ったんです。バイエルだって褒められるべきだと思っていました。最近は部活もあり、テストもあってあまり練習出来なかったんです。来週はちゃんとやってきます。」

彼女は彼女なりに忙しい中、練習したんだ〜。弾けたバイエルをなぜ褒めてあげなかったんだろう。一つでも弾けたものがあれば、たくさん褒めてあげればよかった。そうしたら弾けなかったハノンや他の教材も次回には練習しよう!って思っただろうに…。

すぐに返信しました。
「間違った練習をいくらたくさんしても、悪いクセがつくだけだよ。先生が怒ったのはKちゃんにピアノが上手くなって欲しいし、Kちゃんが大好きだからだよ。」

もう、言ってもいうことを聞いてくれなかったり、どうでもいいと思ってたら注意はできません。「いいよ!いいよ!」って言うほうが楽だし、注意しながら、できる限りのことを伝えるっていうほうがずっとずっと大変なんだよ〜!

私のテニスも下手なりに一生懸命練習しているけど、褒められない。褒められないと自信もなくすし、やる気もなくなる。褒められたいから練習するのではないけど、一つの励みにはなりますよね。大人になっても同じなんだ。どうしてKちゃんの気持ちが分かってあげられなかったんだろう。ごめんね、Kちゃん。

ごくたまに、何一つ練習してこない生徒がいますが、そんな時はどうしよう??
ピアノは練習してこないと始まらない。練習してくることは私との約束事だから、そのことに対しては怒っていいのでは…。う〜ん、そうだ、帰りに履いてきた靴とか洋服とかを褒めてあげようかなぁ〜?先生も結構大変なんです。(10/10)
みなさん、ありがとう!
今年の「若葉の会」が無事に終わりました。今年はピアノの他に、のこぎりやチェロの演奏、合唱やフルート、バイオリンのコラボもあり、盛りだくさんで内容豊富な楽しい発表会でした。そして予定日を5日後に控えた妊婦のKちゃんもしっかり演奏することができ、ホッとしました。

打ち上げの懇親会も盛り上がり、初めての出演者もわき合い合い、二次会、三次会と、にぎわいました。

今年は東北地方の大震災や福島の原発事故で多くのイベントが中止になったり、延期になったりしました。計画停電も行われ、レッスンにも支障が出たこともありました。被害は今でも続き、被災者たちは本当に大変な毎日を送られていることと思います。そんな中、毎年行われている大人の発表会が無事に行われたことは「感謝」のひと言しかありません。いつもだったら、「間違えないで、止まらないで弾きこう!」なんて思っていますが、今年は、こうしてみんなで弾くことができる喜びと感謝の気持ちがいっぱいで、私は自分が舞台で弾きながら涙が出そうになりました。

私たちが今、出来ること、自分たちのことばかりでなくこの会を通じて、ほんのわずかですが、余った会費を被災者に寄付することにしました。
みなさん、ご協力ありがとうございました。そして、今年も楽しく開催されたこの会に心より感謝したいと思います。(10/3)


台風

一昨日から東京に向かってきた台風、昨日は、雨が降り出していましたが、小雨程度だったので、このくらいじゃ、当然テニスのレッスンはやるだろう〜!と意気揚々スクールに出かけると、なんと出席者は私一人。ウッソ〜!
みんな、どうしたの?次第に雨もひどくなってきましたが、せっかく来たのに、ここで帰るわけにはいかない!生徒が一人もいないなんてチャンス!とこの時とばかりコーチと二人だけでテニスコートにへばりつく私でした。


 そして、今日は台風が東京に直撃です。朝から大粒の雨が降り、午後からは風も強くなってきました。レッスンお休みの連絡も入りだしました。こんな時は無理しないで下さいね。

私はと言えば、家のベランダのラテスが強風のため、半分が飛ばされそうになり、全身ずぶ濡れで必死でラテスにしがみつき、ひもで縛りつけたり、こんな時に限って、携帯電話が故障して、お店に修理に行く中、一番お気に入りの傘が強風でホネが折れ、使い物にならなくなったり、う〜ん、台風め!

台風でレッスンもできず、外出もできず、そんな予定していなかった空き時間を一番やりたいことに当てよう!と思い、たまったビデオを観ようかなぁ、ネットショッピングでもしようかなぁ、好きな本でも読もうかなぁ、と色々思いはめぐらせてみたものの、結局気がつくと、ピアノの前に座っていました。

台風が生徒さんのレッスン時間を私に譲ってくれたんだ〜!空いた時間でピアノの練習が十分にできて満足な私でした。(9/21)
続けるということ

あなたが生まれて今まで一番長く続けているものってなんですか?
大人の発表会「若葉の会」は今年で17回目を迎えます。17回目ということは17年前に始めたということです。17年前、皆さんは何歳でしたか?何をしていましたか?

私は17年以上もずっと前から大人の指導をしてきましたが、その間に多くの方と接してきました。

とても熱心で毎日何時間も練習する生徒さん、でも一気にやり過ぎて2、3年で燃え尽き症候群でやめてしまったり、ピアノ大好き!と言いながら他の習い事で続かなくなってしまう方、生活の様々な出来事で、ピアノだけでなく多くのモチベーションが保てなくてやめてしまった方…、実に多くの方々がいらっしゃいました。

そんな中、17年前の第一回発表会から今年の17回までずっと出ている生徒さんが1名だけいらっしゃいます。
彼女は、すでに成人したお子さんを二人、立派に育て上げましたが、17年の間にはご主人がご病気で亡くなられたり、ご自身も体調が悪くなれたり、長い間とてもピアノを続けていける状態ではありませんでした。

途中で「やめたい…」と言われたこともありました。でも少しずつでもご自分が出来る中で頑張って、とうとう今年の17回目の発表会に出席します。上手く弾くとか、難しい曲を弾く…のではなく、ご自身のライフワークの中で楽しんで今まで知らなかった素敵な曲、少々難しくても頑張って練習したら弾けるようになった自信など、ピアノは彼女の中で一番のお友達かもしれません。


継続するってすごい!何でも続けることって難しい!私は自分の人生でピアノと関わってこれだけの年月を一緒の歩いてきた親友?師匠?恋人?って他にないんです。死ぬまで、ずっと一緒にいたいためにも毎日誠実に、謙虚に、接してきたいと思います。

さぁ、いよいよ若葉の会も目前となりました。ちびっ子に負けないよう、大人の生徒さんも頑張りましょう!(9/15)
コンクール雑感

今年も夏のコンクールが無事に終わりました。年々レベルが上がるコンクールを見て、こんなに小さい子ども達、どうしてあんなにすごい演奏が出来るのだろうか〜?と驚いてしまいます。

コンクールで全国大会に出場できたり、上位に入る子は小さい時からピアノ中心の生活です。まず、低学年でも、一日最低3〜4時間練習。お休みの日は一日5時間以上は練習するのが普通です。お友達と遊びたいのも我慢、我慢。他に習い事は宿題のほとんど出ない、スイミングのようなその場でのみ対応できるもの。

また、家に音楽が詳しい方がいる、親が音大出身者で、自分の子供を教えられる人が多いです。家にもグランドピアノがあり、毎回のレッスンも子どもと一緒に受け、子どもより熱心にメモを取り、録音するのは当たり前。金銭的な余裕も必要です。

それでも正直、そこまでお金、時間、労力を費やしても将来は約束はされないのがこの世界なんです。

私は生徒には「必ず毎日ピアノ練習をしよう!」と言っているし、日々の練習がいかに大切かも知っているけど、子どもにとって大切なこと、友達と遊んだり、本を読んだり、運動したり、勉強したり。多くのことを犠牲にしてまでピアノ練習して!と言えるかなぁ〜?!コンクールに出る生徒にも、夏休みはまっ黒くなって、キャンプや旅行や、プールなど、たくさん遊んでおいで!と言っています。
 
 幼少の時期は、子どもの意志というより、ほとんどが親御さんの願望が強い。でも、いくら親の願望が強いと言えども、厳しい練習を重ねるのは子どもだから、本当に嫌ならついてこれない。でも、最初は親御さんの願望ではじめたハードな練習やコンクール出場が、次第に子どもにとって楽しくなってくることもある。このへんは、「また挑戦したい!」と「もう、嫌!」と分かれてしまうケースで二分される。

 ピアノは制約が多く、球技はダメ、何日もピアノから離れる修学旅行は行くな!毎日3〜5時間の練習はあたりまえ!私は友達が遊んでいる中、一人で家に帰りピアノの練習をしていましたね。それでも出された課題をこなせないと先生は激高でレッスン中止などしばしば…。何度も、「なぜ私だけ〜?」なんて思ってましたっけ。

それでも隠れて運動部の部活は高校生まで続けていたし、この歳になった今でも何十年も友達としていられるのは、みんな高校時代の部活の友達だし、その頑張りがその後の人生で、色々なところで発揮できて役だったことも事実。

 ひとつでいいから頑張れる何かがあって欲しいと思います。たとえば、それがピアノだとすれば、練習の好きな子などいません。苦しいのは当たり前なんです。でも、辛いことや苦しいことを乗り越えられる強さを培ってほしいです。ピアノは上手く弾けるようになれば楽しいし、嬉しいし、やった〜!っていう達成感はあります。でも楽しいだけでは上手くはなれません。上手く弾くには日々の練習、訓練、そして、なにより、多くの犠牲もあるのも事実です。


 「コンクール入賞するには、音楽環境、金銭的余裕、親の能力等々の条件は不可欠なら、そのような条件に当てはまらない子はコンクールでは入賞できないの?」

いやいや、そんなのはタブーだよ!って言える教室でありたいと思います。時々、塾にも通わず、東大に合格した!なんていう話を耳にしますが、ピアノでも多くのことを経験したりしながら、それぞれの環境の中で頑張る、そしてピアノが自発的にやりたい時に、好きに弾いても全国入賞の子どもを育てられることが出来たらと思います。

そういう子どもは、やりたい時間が多いと思うので、時間がかかっても、今まで少しずつでも頑張ってきた小学校の高学年や中学生になって花開いてくれることを願います。

私自身は、ピアノを習って、自分で専門的な道に進みたいと希望し、今、こうして音楽に囲まれた生活が出来たことを本当によかったと思っているし、幼少時期、貧しい中でもピアノを習わせてくれた両親には本当に感謝しています。

私は生徒さんには、ピアノを人生のかけがえのない友達として、子どもの時だけのものでなく、大人になっても高尚な趣味として細く長く続けてほしいと思っています。(9/8)
想定外!
 最近、「想定外」という言葉をよく耳にしますが、私も以前、予期せぬことが起こると「こんなはずじゃあ〜?」とか「まさかぁ〜?」なんていう言葉をよく使っていました。
 
でも、この度の震災に伴う原発事故で、関係者から「想定外」という言葉が何度も発せられたのを聞いて、その対応ぶりに不信感が集まりました。

そうか〜!「想定外」っていう言葉は言い訳にすぎないんだ〜!そして、この言葉は私に対して、甘えた気持ちやマンネリの日々に警鐘をならす言葉だと気づかせ、大切な教訓を与えてくれました。
 想定しないこと自体が問題で、いつも最悪を想定しておくと言い訳もなくなるし、もっともっと謙虚に精進できますね。
誰のせいにもしない、言い訳もしない、全てが自己責任で毎日を精進したいと思いました。
今日から9月、すでに二学期が始まっている学校もありますね。色々な意味で暑かった、熱かった、厚かった夏休みも終わりました。

 ピアノを教えることへの感謝の気持ちを忘れず、「想定外!」はなし。また、新たに頑張ることを心に誓いました。(9/1)
助け合い
 先日、生徒のY君が急に家を出て一人暮らしをすることになりました。事態が急だったので、私とY君の二人で夜中の引越劇が始まりました。私の車にY君の荷物を出来るだけたくさん押し込み、何往復も…。それでも車に入りきれない電子ピアノは解体してもっと大きな車に載せないと…。そんな時、生徒R君に応援を!夜に電話し、翌、早朝に応援に来てくれたR君は学校と介護の仕事忙しい中、理由も聞かず、快く手伝ってくれました。
 
生徒同士、特に親しいわけではないのに困っている時に助け合うって、嬉しい限りです。R君、本当にありがとう!

 子どもが大きくなったので、数回しか着ていない素敵なドレスを他の生徒さんにどうぞ…っと譲って頂いたり、幼児の楽譜は絵本のように可愛いけど、値段が高い、なので弾き終わったきれいな楽譜を他の生徒さんに回してくれたり、だれがどの人か分からない中、教室内で助け合うって素晴らしいです。

 以前、伸び盛りの小学校6年生の生徒が、まだ履いて何日も経っていない靴が「小さくなった〜!」って持ってきたんです。なんと、その靴が私にピッタリ!
 ピアノ習って終わり…、よりそこから出会いや協力、助け合いが生まれるっていいですね。
めざせ!助け合いピアノ教室!いやいやピアノが上手い人間を育てるのではなく、思いやりのある優しい人がピアノ上手いねって言われるピアノ教室を目指したいです。

そう思いながら、今日も生徒のお古?の靴を一番嬉しそうに履いて走り回っている私です。(8/26)
私の職業?!
 毎日暑い日が続きますね。私は日焼けを気にしつつも、時間があればテニスコ−トに出て、短パンやスコート、半袖シャツを着て、真っ黒になり汗をかいてテニス練習に励んでいます。
 先日、テニス仲間が私の真っ黒な太い腕やしっかりした足を見て「佐藤さんの職業ってスポーツクラブのインストラクターですか?」と聞かれました。そうか、私はどう見たってスポーツのインストラクターかぁ〜。

「あ〜、いえ私はピアノの…。」言いかけてついつい言葉に詰まった私に、「わかった〜!」と理解してくれた仲間。やっとわかってくれたか…、私はピアノを教えているのよ、自分でも毎日の練習は欠かさないし、テニスしながらピアノなんてミスマッチだけど、ちょっとカッコいいでしょ??といい気分。と、と、ところがです、次に出来てきた仲間の言葉が私のいい気分を一蹴したんです。「佐藤さんの仕事ってピアノ運送の仕事でしょ?」
 なんで私がピアノ運送するの??それなのに思わす出た返事「あ、はい、そうなんです…」まぁ、こんな姿でピアノ弾く人なんて、そうそうはいないですよね。
 本当にこの人ってピアノ弾けるの?なんて思っている生徒さんもいるかもしれませんね。でも、ここぞ!っていうと時に弾いてやるぞ!それには日々の練習しかない!それまではピアノ運送と思われようと毎朝、早朝から短パン姿でピアノ練習に励む元気な夏大好きな私です。(8/19)
 値上げするって大変!?
先日、東京電力など電力10社の電気料金が9月も値上げされることが決定し、
これで7か月連続の値上げとなりました。数年前から、この西東京市でもゴミが有料になり、かなり高額なゴミ袋を買う羽目になりました。これで、やたらめったらゴミが出せなくなった私は、プラと資源ゴミ以外の有料なゴミを出す時は、これでもかと有料のゴミ袋につめたゴミの上からさらに足で上から踏みつけ、少しの余裕も残さず、袋にゴミをつめこんでいます。
 
この教室は完全防音の密閉された部屋でのレッスンなので、換気とともに、夏は室温と湿気が異常に高くなりますので、冷房が欠かせません。電気、換気、室温と電気は重要、でも、電気料金が値上げされてもレッスン代は値上げ出来ません。まして、子ども手当が無くなるかもしれないこのご時世です。

各ご家庭で毎月予算を決めて、その中で、みんなやり繰りしているんですよね。収入に余裕があれば別ですが、電力無くして生活できない私たちにとって、毎月必ず出費する電力の値上げは生活を圧迫します。
 特にご兄弟、親子でピアノを習っている方に「電気代値上げに伴うレッスン代値上げ」なんて口が裂けても言えません。なので、口が裂けない程度に、「節電しよう!」

考えてみれば私がピアノを教え始めて何十年(?)、その間一度もレッスン代の値上げはしていません。レッスン時間が多くなれば、時間に比例してレッスン代は高くなりますが、基本的な料金は変わっていないんです。幼稚園生でも高校生でも時間が同じなら料金も同じなんです。

それくらい値上げするって大変なことなんです。「電力値上げでレッスン代も値上げ!」っていう理由で料金を上げるのは正当かもしれません。
払う方にとってみれば光熱費とレッスン代値上げはダブルパンチになりますね。だから、ここは私の踏ん張りどころです。
私の好意(?)に報いてくれる気持ちがあれば、まずピアノの練習をたくさんして、少しでも上達して下さいな!それが一番の願いと、今日もゴミ袋が破れんばかりに上からのしかかる私です。(8/12)
コンクールとレッスン変更と夏風邪
 昨日5日、ヤングアーティストコンクールのセミファイナルが行われました。当教室からは3名の生徒さんが、8月末に行われるファイナルに進出することができました。みんな本当によく頑張りましたね。
 また、コンクール日程が変更になり、レッスン時間を変えていただいた生徒さん、ありがとうございます。どの方も気持ちよく変更して頂いたことに心より感謝申し上げます。
 
…という私はセミファイナル直前に夏風邪?扁桃腺を腫らし、連日39℃の高熱が続き、七転八倒の日々。レッスンはやらねばならぬ、風邪は絶対にうつしてはならぬ!で目の前クラクラの中、マスクをかけ、生徒さんにもマスクをしてもらい、離れた場所からのレッスンとなってしまいました。出稽古でご自宅まで伺わなければならなかった生徒さんなど、どうしてもレッスンできなかった生徒さん、ごめんなさい!
 皆さんのご支援やコンクールを頑張る生徒さんのためにも私はここでくたばるわけにはいきません!健康管理も大事ですね。自己を反省しつつ早く風邪が治るよう精進、精進!
ファイナル出場の生徒さんの応援もよろしくお願いします(8/6)
頑張れ!Kちゃん
今年20歳になるKちゃん、私は彼女が幼稚園の時からずっとピアノを教えています。Kちゃんは今年結婚しました。しばらくピアノ練習にブランクがあったものの、レッスンを再開し、今年10月2日に行われる大人の発表会の参加を決めました。しかし、彼女は5日後の10月7日が出産予定日なんです。

もしかすると熱演のあまり舞台で出産!?なんてことがないよう、ハラハラの発表会です。お願いだから、演奏中にいきんだりしないでね!万が一のことを考え、車はすぐにスタンバイ、近くの病院を確認、生徒さんの中には看護師さん、介護士さん、そして出産経験者は何人もいらっしゃるから、みんなで協力し合いますよ。すでに生まれてくる子は女の子とわかっているそうなので、大人の発表会「若葉の会」にちなんで子供の名前は「若葉ちゃん」なんていうのはいかが?前代未聞の臨月間近の妊婦Kちゃんの演奏、みんなの応援がついているから安心して胎教になるピアノを披露してね!(7/26)
 ピアニストは内臓の強さも必要?

先日ある雑誌の対談記事でピアニストの中村紘子さんが興味深いお話をされていました。

「ピアニストは基本的に体力を維持できるだけの健康に恵まれてないと駄目。一発勝負でいちかばちかでやるっていうのは、色んな人ができるが、よく才能はあるけど体力はないっていう人はいます。だけどこれをキープしていくっていうのはやっぱり大変です。だから運がよくて更に体力が必要なんだと思うほかないとも言います。だから第一に内臓が丈夫でないと底知れないパワーが生まれてこない」と…。
また、「ピアニストの肉体的な故障というのは野球のピッチャーと同じところ、つまり腕のつなぎ目を痛める場合が多い。 なので筋トレも必要だ」と話します。
なるほど〜、単に技術の訓練だけでなく、感情豊かに人間になるということはピアノ練習以外にも多くのことを学んで感情豊かな人間を築いていくことが大切、そして健康に恵まれるには日々の節制と規則正しい生活が重要なんだ〜、これってピアニストの不可欠条件であるばかりでなく、人間として楽しく生きていくために必要なことなんですね。う〜ん私に自信があるのは最後の筋トレだけ!?(7/20)
夏休みのスケジュールとレッスン
まもなく夏休みが始まります。帰省や旅行、合宿などみなさん、いろいろ楽しい予定もあるかと思います。教室では8月はレッスンが3回になります。基本的には従来のレッスン日、時間から1回お休みという形になりますが、ご都合で曜日が変わったり、他の生徒さんとの調整で時間が変わったりもありますので、ご協力お願いします。1回のお休みで、それ以上お休みしたい方は、申し訳ありませんが、各々のご都合なので振替レッスンは行いません。また、一か月間の休会もありません(規約を参照ください)。ご旅行などで長期不在のため、レッスン回数が極端に少なくなってしまう場合で、その分できる期間で一週間に2、3回のレッスンを要求してくる方もいらっしゃいますが、多くの生徒さんをかかえている中、好き勝手に変更や振替えレッスンを要求されると、不公平や統制が乱れてしまいます。どうぞ生徒さん方の、ご理解とご協力を切にお願いいたします。

当教室のスケジュール
7月17,18日 ピティナコンクール地区予選
7月20〜22日ヤングアーティスト・ピアノコンクール予選第2期
8月5日ヤングアーティスト・ピアノコンクール セミファイナル
8月29,30日ヤングアーティスト・ピアノコンクール ファイナル


当教室のコンクール参加生徒さんは全員ファイナルまで行きますよ!ありゃ〜私はレッスン、レッスンで夏休みがな〜い!うれしい悲鳴です!(7/13)
節電
梅雨が明け、暑さが一段と厳しくなってきました。この教室は完全防音の密閉された部屋でのレッスンとなるため、クーラーなくしてのレッスンはできません。私の練習も毎朝、7時には始めていますが、その頃からすでに気温は上がって、蒸し暑くなっています。室温は27度に設定していますが、ピアノを弾くと汗がしたたってくるのです。「優雅にピアノを弾く」なんてあり得ないですね。まさに格闘です。外から汗だくでやってくる生徒さんのために、また、ピアノを快適に弾けるように室温は少々下げて設定しいます。
この時期にごめんなさ〜い!せめて私一人の練習の時は、首から冷ンヤリタオルでも巻いて、節電に協力したいと思います。この暑さの夏にもめげず、頑張って乗り切っていきましょう!(7/10)
経験や知識
私は学生の頃からピアノを教えていまして、もう何十年(??)の経験がありますが、それでも「これでいいのかな?」とその知識や経験を疑うことが多々あるんです。
こんなこと書くと「エ〜!?先生、大丈夫?」と思われる生徒さん、ごめんなさい。
でも、長年の知識や豊富な経験は大事ですが、「経験」の怖いところは、それを積めば積むほど、固定観念が増して、かえってそれが弊害になるのではないかと思うのです。
それに生徒さん一人一人は皆、別人格、様々なキャラを持っていますから、前がこうだったから、今度もこうだ〜!なんて決められないですね。経験てあくまで参考でしかないんです。だから、自己満足しないで、いつも進歩、前進を目指していきたいと思います。教えることに終着点はないんだなあ〜なんて思いながら、最近は鏡の前で白髪発見!!なんて確実に歳を重ねている自分に、白髪も黒髪の成長の証!なんて慰めている私です。 (7/3)
がんばれ!中学生!高校生!
この教室には12人の中学生と3人の高校生、大学生も通っています。生徒は小学生が主流になり、受験、塾、その他の習い事などで歳を重ねるごとに続けていく人が減っています。そんな中、私の教室の中・高生徒は、全員が部活に入り、勉強も頑張り、ピアノも続けています。レッスン時間ぎりぎりでかけ込んできたり、練習が思うようにできない時もあったりしていますが、その姿はとても生き生きしていますね。一つのことをやり通すって大変なんです。今までやってきたことは無駄にはならないけど、これから!っていう時に止めてしまうのは本当に惜しいですね。私も中学・高校と運動部に入り、ピアノはヘロヘロに疲れて帰宅してからの練習でしたが、集中してできたし、欠かすことなく毎日やり通したことがよかったと今になって感じます。これから、もっともっと忙しくなるよ、でも、その続けるっていうファイトがあれば何でも乗り越えられるよ!私も一緒に頑張るね!(6/25)
> コンクールの試演会
昨日、今年コンクールに出る生徒さんの試演会が行なわれました。衣装、髪型、靴、舞台袖からピアノまでの歩き方からお辞儀の仕方まで本番と同じスタイルでの模擬コンクールです。模擬と言えども、緊張感あふれる中、7人の生徒さんは頑張りました。予選を控え、まだまだ未完成の部分がたくさんありますが、これから一つ一つ完成目指して頑張りましょう。

そう言えば、今年はコンクール発表が遅れたため、時間的な余裕がなく、1ヶ月前はまだ、たどたどしい演奏しか出来なかった子ども達が、連日の特訓、特訓で、ここまで弾けるようになるなんて、やっぱり子どもの力って凄い!と感じました。可能性を無限に秘めているって羨ましいなぁ〜。私なんか、最近は今までの何倍も練習しないと、なかなか暗譜ができないし、メトロノームの細かい数字は 見えなくなってくるし、気持ちだけは子ども達に負けないんだけど、身体は正直だなぁ〜なんて嘆きながら老体にムチ打ちながら頑張る今日、この頃。1週間後に控えたコンクール目指して、頑張ろう!日本!じゃなかった頑張ろう !私の生徒たち! (6/20)
トレーニングと減量とそして相手
先週生徒の彼氏M君がプロボクシング界にデビューしました。そこで生まれて初めて後楽園ホールに応援に行ってきました。スーパーバンタム級で初戦をKOで初勝利のM君!こりゃ、将来世界チャンピョン間違いない?!しかし、ボクシングって過酷なスポーツなんですね。日々の練習はもちろんのこと、選手たちは減量という、また別な掟とも戦わなくてはなりません。

ピアノは常に自分との世界での戦い(?)なので、やはりひたすら練習あるのみですが、ボクシングはトレーニング、減量、そしてリングでは相手と戦うので、大変な世界です。どの世界でも、スポーツでも芸術でもいつも感じるのは、「自分を信じて努力するしかない!」です。
世界は違ってもこのようにいつも挑戦する姿は心を打たれますね。ボクシングのリングとピアノの舞台、勝っても負けても、うまく弾けても失敗しても、それまでの努力を尊びます。
頑張れ!ファイター!そして頑張れ!私を含め、かわいいい私の生徒たち!(6/10)
「縁」について
 私は「縁」というものをとても大事に考えています。今、世界には68億人以上の人が存在し、日本人はその中で約1億2千万人です。人間が一生に出会う人間の数は平均2万人、多い人でも5万人と言われています。ということは世界で7億9998万人、日本だけでも1億1998万人の人とは出会えないんです。だから出会った人との縁は奇跡なんだなぁ〜と思うと大切にしたくなります。また、「縁」は人生の生き方によって自然と結びついていく縁と離れていく縁とに別れてくると思います。 縁や運というものは、求める心の強さ、努力に応じてその人に合ったものが見つかるのではないでしょうかね。私は自分の仕事や日常生活において、どんな小さな事でも一生懸命、夢中に打ち込んでいると、必要な環境が自然と整えられて、気がつくと私の周りには同じ志を持った人で驚くことがあります。

だから、いつも志を高くもって、純粋に燃えていたいと思います。より素晴らしい縁を引き寄せ、幸せな人生を送れるものなのかもしれません。目の前の縁をどう活かすかは心がけ次第でなのですね。
 この教室は様々な多くの生徒さんがいらっしゃっていますが、数多くのピアノ教室、たくさんピアノを習う生徒さんの中から出会いがあり、共に学んでいくことに「縁」を感じます。幼稚園の時からずっと私とピアノを学んで、気がつくと中学生、高校生、そして大学生になる生徒さんとのお付き合いは10年以上になるんですね。そんな方達はたくさんいらっしゃいます。それは縁から絆と変わっていくようにも感じます。縁は生きている物なので「育てる」ことが大切だと思います。私のレッスンで、泣いたり、笑ったりする生徒さん、「美保子先生にピアノを習ってよかった!」と言われるような先生になれるよう私も日々練習に励んで頑張ります。私と出会った奇跡の「縁」で素敵な音楽が奏でられると嬉しいです。(6/1)
 
新しい家族が増えました
先日、私の大親友K子が病気のため亡くなったことは、このレッスン日誌にも書きましたが、K子が逝ってしまった後に、たった一人、年老いたお父さんが残されました。お父さんは7年前につれあい(K子のお母さん)を亡くし、一人息子も数年前から消息が不明となり、K子の死も知らせることができませんでした。お父さんは、妻にも先立たれ、愛娘も失い、頼る息子もいなくなり、近くに身寄りがいなくて、寂しさは極致に達してしまいました。「私に出来ることはなんでもやるよ!」とお父さんを励ますつもりでかけた言葉が、お父さんの気持ちを湧き立たせ、お父さんは私を頼るようになりました。さあ、これからが大変な物語に発展しようとは知るすべもありません。それからお父さんは毎日一日何十回も私に電話をするようになったのです。最初のうちはできるだけ対応していましたが、レッスン中は電話には出られません。

でも、出なければ出るまで私の電話のマナーモードは震えっぱなしなのです。さすがにこれでは仕事が出来なくなる!とお父さんに「電話は朝だけにしてね!」と事情を説明し、納得してくれました。よかった、よかった、これで安心してレッスンができる!と、と、ところがです、朝の電話が待ちきれないお父さんは毎朝5時になると必ず電話をかけてくるようになりなました。
私も毎朝5時には起きていますが、たまには寝坊したい時や、前日深夜まで仕事が続くと疲れて起きれない時でも、電話はおかまいなしに鳴り続けるのです。そして、電話だけで不安なお父さんは「今度いつ来てくれる?」を毎回せがむようになりました。いつと言われてもほとんど時間のない私は、お父さんに会いに行くことが出来ないのです。も〜う!なんてうざいお父さんなんだろう!しばらく悶々とした日々が続いていましたが、ある時、「お父さんは今が一番寂しいんだ、私を娘のように思ってくれることはK子が私に残した宝物かもしれない。お父さんを大切にすることがK子の一番の供養になる!」と気づきました。

私は10年前に父親を亡くしていますので、新しいお父さんが出来た!私にとっては新しい家族だ!だからk子のお父さんを自分のお父さんだと思って大事にしよう!と決めました。そう思うと毎朝の電話も苦にならなくなり「お父さん!おはよう!」と目覚まし時計の代わりで便利だし、会いに行くのは毎週朝ごはんを食べに6時に家を出れば9時には帰れるし、レッスンの邪魔にもならない、と新しい家族を迎い入れることに決めました。そうだ!お父さんにもいつか、ピアノを教えてあげよう!そんなことを考えながら毎朝の電話に精をだして一日を始める私です。(5/20)
大人も頑張ります!
今年の大人の発表会「若葉の会」は10月2日に決まりました。
会場はコール田無のホールです。初めは生徒さんの家を借りて5,6人からのスタートでしたが、年々人数も多くなり、今年は初めてホールでの開催を試みました。せっかくなら舞台の上で弾くのも気持ちいいですよ。私は小さな会場で弾くと近くに人の気配を感じ、かえって緊張しちゃうんですよね。
終演後は恒例の食事会で親睦を深めましょう。レストランも今年は中華料理と決まりました。
発表会の曲も大体の生徒さんが決まって練習に入っています。
今年はどんな発表会になるか、今から楽しみです。ホール、レストランに負けないよう頑張りましょう!
大丈夫!気迫と弾く曲はちびっ子に負けていませんよ。あとは中味だ〜!(5/12)
コンクール
今年もコンクールの練習がはじまりました。この教室では小学生だけで9名の生徒さんが出場します。今年は「ショパン国際ピアノコンクールin ASIA」「ピティナ・ピアノコンクール」「ヤングアーティスト・ピアノコンクール」と様々なコンクールに挑戦です。コンクールの結果は実力ももちろんですが、運や審査員の好みなど、色々な要素が加わりますので、結果だけを重視しないで、コンクールの舞台に立つまでの過程を大切にしていきましょう。それぞれの練習の成果や個性が十分に発揮できるよう楽しいコンクールを目指しましょう。真の楽しみとは必死に練習した後に分かりますよ!もちろんコンクールに参加しない生徒さんも日々の練習を忘れずにね!さぁ、いよいよ私の鬼レッスンが始まるぞ〜??(4/25)
夫婦円満の秘けつ?!
 私の主人は大手のレコード会社で勤務していましたが、7年前に何を思い立ったのか突然出家したいと言い出し、今は佐渡にある日蓮宗のお寺で住職をしています。東北地方の震災で福島県から津波や原発で家を失った人たちが、佐渡に200名ばかり避難していると聞いた主人は、被災した人たちの話を直接聞き、新聞・テレビで報道されているより、もっともっと過酷な状況を間近かに知って、自分に少しでも何か出来ないかと考え、お寺で被災した人たちの炊き出しを始めました。電話で毎日の状況を話す主人が、昨日最後に「お寺のお金がなくなってきた…」とポツリ言いました。個人の力には限度があります。やはり行政が動かなければ長期にわたる支援は困難です。よし!こうなったら、資金の目処がつくまで、私の少ない定期預金を解約してお寺に寄付してやる〜!私の主人は家庭を捨てて(?)さっさと自分のやりたい仕事を見つけて佐渡にいってしまい、亭主としては最悪ですが、たまにはいいことするじゃん!私は一人でも頑張っているから、少しでも被災した人たちの力になってあげてほしい!と思いを込めて、今朝お寺になけなしの100万円を送金しました。夫婦円満の秘けつは、なるべく逢わないで遠くから見守って、いさという時に助け合うことかなぁ〜なんて思ったりしている私です。(4/13)

生きること 
私の高校時代からの大親友K子がガンのため一昨日逝きました。K子は中学校の教師をしていました。一年前に乳ガンになり、手術、抗がん剤治療をしていましたが、肝臓に転移してしまい、生存率5%と診断された中、自分の人生は自分の生きたいように生きたい!病院の治療は延命にしかならない!と病院、抗ガン剤を一切拒否し、食事療法や身体に良いとされる健康法を取り入れて、修学旅行も体育祭も生徒達と一緒に元気に過ごしていました。
一時、生き生きと生活していましたが、去年の秋も深まったころ、痛みがきてそれからはガンとの戦いになりました。痛みはかなり強いものだったのですが、弱音ひとつ言わず、生徒達の待つ学校へ休まず通いました。今年になり腹水がたまってきても、受験を控えた生徒達のことを思い、体に鞭うって学校に通い続けました。

生徒達全員の進路が決まったとたん、容態が悪化入院になりました。K子は、いつも前向きでとても強く、悲観的になったことは一度もありませんでした。私はそんなK子の強さ、明るさに逆に元気をもらっていました。K子は癌の再発を私と姉にしか言わなかったし、病院にも行かなかったので、私たちだけで懸命の看護をしました。再発してからは、自分の死を覚悟して私と一緒にホスピスを選びました。私は、毎日の仕事の他にK子の看病にと心身共に疲れていましたが、レッスンは休みませんでした。進級・進学を控えた私の生徒さん達が私にたくさん元気をくれたからです。
今週の月曜日、朝4時半ごろK子が入院している病院から危篤との連絡があり、その日の夜に逝ってしまいました。私は泣きながらK子にショパンの遺作のノクターンと、別れのポロネーズを弾きました。どんな状況になっても、いつも明るく、前向きなK子の姿を私も見習って生かされている命に感謝し、一生懸命毎日を送ろうと思いました。合掌(4/8)

500円玉と震災と寄付
 8年前から500円玉貯金を始め、いっぱいになったら海外旅行に行こう!と30万円貯まる貯金箱に500円玉をセコセコ貯め、3分の2まできた矢先、東北地方に地震が起きました。被災地に救援物資を届けよう!とこのレッスン日誌にも書きましたが、まだ、物資の受入れ態勢が整っていないと報道され、それなら何が出来るかな?と考えた時、そうだ!この500円玉貯金を寄付しよう!と思い立ちました。そこで金槌で貯金箱を壊し、数えたところ224,500円ありました。ここで心理的に面白いと思ったことがおきたんです。もし、このお金が一万円札だったら寄付をためらったと思いました。これだけあれば、何か買えるぞ〜!なんてね。でも同じお金でも相手が500円玉なら、まぁいいか〜!になるのです。そして、被災者の救援はずっと続くのだから、この中から毎月少しずつ寄付しよう!と思っていたら、500円玉だからちょっと拝借、なんて使っちゃうのです。これが万札だとそうはいきませんよね。なので一気に寄付することにしました。海外旅行は老後(?)の楽しみにとっておこう!また明日からセコセコ貯めればいい!と全額郵便局に500円玉を持っていった私です。暗いニュースが多い中、みんなで助け合っていきたいですね。(3/25)
計画停電にともなうレッスン注意事項
今回の東北関東大地震で計画停電が実施されています。
レッスン時が停電時間にあたる時は、レッスンが中止になる場合があります。その際は、電話・メール等でご連絡します。
また、当マンションのエントランス自動ドアは手動で開閉することになりましたので、チャイムをならしたら、ご自分でドアを開け、必ず閉めてください。小さいお子さんはドアの開閉は無理ですので、出来る限り大人の方の付き添いをお願いいたします。
また、sエレベーターは極力使用せず、階段でおいでください。
様々なところで多くの障壁が出ておりますが、被災された方々に比べればこのくらいの不便はどうってことないですね。皆さんの安全のためにもご協力のほど、よろしくお願いいたします。(3/15)
私たちが出来ること(個人的なメッセージその2)
今回、東北地方の大地震で多くの方々が被災しました。救援物資を送りませんか。わざわざ買わなくても家にある、使っていないものがあればいいんですよ。下記に募集品目を掲示しました。小さな力でもみんなが集まれば大きな力になります。私たちが今、出来ること、やりませんか。私は家にあるもの、押入れやタンス、収納棚からひっぱりだすと、段ボール3箱になりました。家の中も片付きました。一石二鳥です。気持ちも少しだけ嬉しくなりました。

募集品目とご注意頂きたいこと 

・衣料、食料、電池、日用品(石鹸やティッシュなど)、ベビー用品を募集しています。

・食料は腐らないもの(レトルト、インスタント食品、栄養補助食品)など。

・特に毛布やカイロなどの暖を取れるものが助かります。

・衣料の場合はサイズごとにおまとめ頂き、分かるように明記ください。

・衣料はなるべく綺麗なものが喜ばれるそうです。

・なるべく1つの段ボールには一種類の商品⇒仕分けの手間が減ります。

・重くなり過ぎない様に。

「地震支援物資在中」とお書き添え下さい。 


送り先は「公益法人日本青年会議所」などが扱っています。
http://www.jaycee.or.jp/2011/
喜ばれることは自分も嬉しいんだ〜と思います。皆さんの暖かい気持ちが被災者の方たちに元気を与えてくれると願っています。(3/13)

皆さんへ!私からの個人的なメッセージです(今回はレッスン日誌とは内容が違います。ご了承ください!)

今回の地震で福島原発が気になり、いろいろ調べたことを書きます。脅かすつもりはありませんから、あくまで参考程度にとどめてください。

原発震災が起きたら、とろろ昆布を食べよう 「放射能ー誰も知らない震災対策」 (三五館から)

 「首都圏に飛んでくる放射能で、特に症状が出やすいのは、放射性ヨウ素による甲状腺異常です。体内のヨウ素は70〜80%が甲状腺にあるため、放射性ヨウ素が体内に入ると、甲状腺に集まって、やがて甲状腺ガンを引き起こします。特に、若い人の発がん性が高くなります。
 これに 対する対策は、放射能を帯びていないヨウ素を先に体内に取り入れて、放射能が飛んでくる前に甲状腺をヨウ素で飽和させておくことです。体内に取り込むヨウ素は、一定量以上になると蓄積できずに排泄されるので、それを利用して放射性ヨウ素の被害を避けることが出来ます。もちろん、第一の対策は防塵マスクで放射能を体内に入れないことで、これが最も重要ですが、さらに防御する意味で、日常的にヨウ素を多く含んだ食品を食べるように意識しつつ、放射能の危険が迫ったら、間に合うようにヨウ素をとれば有効なわけです。」

「食品で取るならとろろ昆布」

食品でヨウ素をとるなら、副作用の心配はありません。特に多くヨウ素を含む食品は昆布で、ワカメの4倍くらい多く含んでいます。普段から、昆布などの海草類 をよく食べるようにすると共に、原発で事故が起こったと知ったら、食べやすいとろろ昆布などを多めに食べるのが、無理のない、健康的な対策です。とろろ昆布は、乾いたまま一度にたくさん食べると腸内で膨張して危険なので、お吸い物などに入れて食べましょう。


「ヨウ素をたくさん含む食品ベスト10」

乾燥昆布一切れ1枚1グラム・とろろ昆布大さじ販売1グラム・乾燥ワカメ5グラム・いわし中2匹96グラム・さば1切れ100グラム・かつお1切れ100グラム・焼き海苔10枚3グラム・ぶり1切れ80グラム・塩鮭1切れ60グラム・寒天1角の半分4グラム

地震の被害はこれからだと思います。色々な情報が飛び交わされると思います。冷静に情報を判断しながら、助け合っていきましょう!(かけ込みピアノ教室より)3/12

かけ込みピアノ教室!?
 この教室は「かけ込みピアノ教室」(!?)と言われるています。かけ込み教室!?困った時や何かあった時の安全地帯?かもしれません。
「明日どうしても仕事で子どもの面倒が見られないので、夜まであずかってもらえますか。」「先生、今日ご飯食べに行っていい?」「先生!飲みたいんだけど…」、「家のシャワーが出ないのでお風呂貸してもらえますか〜?」などなど。ある時、夜12時をまわって布団に入り、「ア〜、今日も一日よく働いたな。」と心地よい眠りにつこうとした矢先、突然ピンポ〜ンというチャイム!?エッ、今頃誰?と思いきや「先生!家のカギ忘れて入れないから今晩泊めて〜?」という男性生徒の声。「1000%襲いませんから!」の一言で「よし、泊めてやる〜!!」と言った私ですが「何だ〜、私って女に思われてないんだ〜。」
 こんな調子で、この教室はピアノ以外でも年中賑わっていて、ほとんどの場合はすべて受け入れています。なのでいつ誰が来てもいいように、家の中は綺麗にしておく、冷蔵庫の中は食材を常にたくさんにしておく、など気配りは絶えませんが、家の中がいつも綺麗だと毎日が気持ちいいし、レッスンで食事時間がない時にさっと冷蔵庫をあけると何かある!って便利なんです。人のためが、本当は自分のためになているんだな〜と思うと私にとってもいいことばかり…。不登校で学校に行かない生徒もレッスンだけには来ているし、風邪で学校や幼稚園を休んでもピアノレッスンには行きた〜い!という子どもには「寝巻姿でいいからおいで、風邪は私がもらってあげるよ!」 など、さあ、いつでもいらっしゃい!とまたまた毎日が太っ腹(?)な私です!(3/7)
子どもって可愛い!
最近、身の回りに予期せぬ色々なことが起こって、気持ちが落ち込むことが重なりました。そんな中、レッスンをしていると、無邪気にピアノを弾いている生徒がとてつもなく可愛らしく思えてきます。生徒としての可愛らしさとは別な思いなんです。子どもの特有の純粋で屈託のない姿とでもいいますか、羨ましくなってしまいます。思わず「○○ちゃんは悲しいことない?」とか「△△君は嫌なことないの?」なんて聞いてしまいます。ほとんどの返事が「そんなのな〜い!」です、ですよね。
先日、レッスンの際に、幼稚園のTちゃんが、いきなり私の肩に手を当てて「先生、ミーちゃんがついているからね!大丈夫だよ!」と言ってきたので驚きました。何も話したわけでもないのに、私にいつもの元気がなかったのかしら…!?何か見抜かれていたのかしら…!?子どもって真正面から見ているんだ〜!
そのTちゃんのひと言が起爆剤になり、元気が出てくると同時に、子どもの純粋な心に私も純粋に接したいと思いました。毎日が純粋な気持ちで、そして元気でいることは難しいです。でも、子どもが教えてくれたこと、励ましてくれたこと、私の一番の宝物です。「ありがとう!先生も毎日みんなに負けないように元気でいるからね!」子どもって可愛い!(2/25)
「ブスの25箇条」
以前、宝塚歌劇団の人目付く場所に以下のような1枚の紙が張り出されていたそうです。

  「ブスの25箇条」
  1)笑顔がない 2)お礼を言わない 3)おいしいと言わない 4)目が輝いていない 5)精気がない 6)いつも口がへの字の形をしている 7)自信がない  8)希望や信念がない 
  9)自分がブスであることを知らない 10)声が小さくイジケている  11)自分が最も正しいと信じ込んでいる  12)グチをこぼす    13)他人をうらむ  14)責任転嫁がうまい  
  15)いつも周囲が悪いと思っている 16)他人にシットする 17)他人につくさない  18)他人を信じない   19)謙虚さがなくゴウマンである  20)人のアドバイスや忠告を受け入れない 
  21)なんでもないことにキズつく  22)悲観的に物事を考える    23)問題意識を持っていない  24)存在自体が周囲を暗くする  25)人生においても仕事においても意欲がない

このブスになる項目にあなたはいくつ当てはまりますか。例えば、この中で、大きな声で挨拶しましょう!を実践すれば、1、2、3、10は解消できるし、いつも目標や夢を抱いて日々努力すれば、4、5、8、22、23、25も改善できる。毎日笑って楽しく生活していこうと気持ちを明るくすると6、12、13、16、24はなくなるなぁ〜なんて考えたりしています。
私はこれらの戒めをいつも心に問いながら、これらを逆説に考え「美人の25箇条」になるよう毎日を楽しく、明るく元気に生きていきたいと実践に精を出す毎日です。皆さんもぜひ心美人になるようちょっとした努力をしてみませんか。(2/15)
インフルエンザと風邪対策
先週はこの教室で5人の生徒さんがインフルエンザでお休みしました。集団生活の学校では一人がかかると次々にうつってしまいますね。予防といっても一緒に生活しているわけですから、仕方ないかもしれません。手洗い、うがい、そしてかかっても重症にならないうように日々の強い身体作りが大切だと思います。要は免疫力アップ!です。塾の勉強をはじめテレビゲームやDS、パソコン、ipodに夢中になるより、外で元気に走りまわり、遊び疲れて、それから勉強すればいいのですよ。短い時間は集中力を養うし、効率の良さも覚えます。
そして、食生活も大切ですね。その季節に合った旬の野菜など多く取り入れるよう心がけたいです。インフルエンザや風邪にかかっても、はね返す強さを持ちたいですね!
そうそう、ピアノの鍵盤って以外と不潔なんですよ。皆さん外から来ていきなり鍵盤に触るわけですからね。季節を問わずピアノを弾く前は手を洗うとか消毒などして、感染対策をしましょう。この教室でもピアノの上にハイ!消毒のアルコール置いてありますよ。ピアノを弾く前に手を磨き、それから音を磨きましょう!(2/7)
成長する人とは…
サッカー日本代表前監督の岡田武史さんが成長する選手に以下の3点を挙げています。
1)純粋に、サッカーが好きだということ。
2)スランプに陥った時やピンチに立たされた時に挫けない精神面の強さ、物事をポジティブに考えることのできる選手。
3)素直さ。

これはピアノを教えるにあたって非常に共通していることだと思います。ピアノが好き!ということは一番重要な要素ですね。と同時に「好きにさせる」ことは教える側にも責任があると思います。本当の楽しさ、ピアノ弾いていてよかった!という思いを与えてあげたいです。そして、厳しい練習のあとは「大丈夫!大丈夫!」と自信をもたせること、精神面の強さは練習量にも比例してきますね。そして、最後の素直さは、とても重要なことだと思います。なので、この教室では「でも…」と「だって…」は禁句言葉にしています。

>私は、教えるだけでは人間が偏ってしまうと、教える分、教わることを実践しています。今、一番教わっているのがテニスですが、最近コーチに「上手くなりたかったら素直になること!コーチが理由もなくコートを100週走れ!と言ったら、なぜ〜?と言う前に黙って100週走るくらいでないとだめ!黙って走る人が上手くなる!」と言われました。
ウ〜ン、どの世界も同じなんだ。生徒に言う前に、まずは自分から実践していかなくては…。素直の第一歩は「はい!」という返事!私も皆さんと共に素直になるよう頑張る今日この頃です。 (1//30)
お父さん!がんばれ!
今月から初めてお父さんの生徒さんが入られました。お母さん生徒さんは何人かおりますし、男性生徒さんも数名おりますが、男性生徒は全員、幸か不幸か独身?なので、お父さん生徒は初めてです。 歳の頃40代半ば、ピアノは初めてで音符も読めませんが、意欲は満々、目標は坂本龍一さんの「ENERGY FLOW(エナジーフロー)」が弾けるようになること!だそうです。すでに中学生のお子さんが通っていますので、親子揃ってのピアノ練習はいいものですね。今年の大人の発表会「若葉の会」の目玉!?になること間違いなし!です。 ピアノは年齢も経験も関係なく、誰もが皆、楽しめます。初心者も経験者もそれぞれに「弾きた〜い!」曲の目標をもって練習すれば、必ず弾けるようになりますよ。「本当は私も弾きたいんだけど…」と一歩が踏み出せない方、迷ったり心配している前に、やってみましょう!短い人生、早く着手することが最良の生き方ですよ。 (1/20)
IMG src="img/108990.jpg" width="137" height="112" border="0">珍しい楽器
私のHPをご覧になって訪ねていらっしゃったNさんは、会社を定年退職なさった素敵でダンディーな方です。そのNさんが今、練習中という楽器を披露してくれました。それは中国の揚琴(ようきん)という楽器です。

弦楽器の一種で、梨の木から作った台形の木に、 144本の弦を張ったもので、これを2本の竹のバチで叩くことによって音が出ます。音域が狭いにもかかわらず、ベートーヴェンの「エリーゼのために」を演奏していただき、その素朴な清楚な音色にはうっとりしてしまいました。

さらに、ノコギリで作られた楽器を演奏して下さいました。エ〜!!ノコギリ??そうなんです。正真正銘のノコギリです。ノコギリのハンドル部分を両膝ではさみ右手(もしくは左手)で台形をした鉄板部分の先端をつまんで 空いた手にヴァイオリン等の弓で弾くのです。ハンドル部分を挟んだ膝を震わせると音にヴィブラートがかかるので、絶えず貧乏ゆすりをしているような感じです。私のピアノ伴奏で「荒城の月」「知床旅情」「みかんの花咲く丘」などなど楽しいひと時を過ごしました。 その他、Nさんはグラス・ハープといってガラス製の足付酒杯に水を入れて(その水の量によって音程が決まる)グラスの縁を指でこすって音を発する楽器も演奏なさるそうです。西洋楽器しか縁のない私には(幼少の頃はお琴もやりましたが、今は全く弾けませんね)ただただ、驚くばかりです。 この珍しい楽器演奏を、子ども達だけでなく、大人の方にも是非、聴いて、見ていただきたいです。はい、機会を作りますよ!皆さん、お楽しみにね! (1/12)
目標設定の大切さ
新年おめでとうございます。 年頭にあたり初日誌は「目標」について書きますね。 “目標”って高くし過ぎると絶対にダメなんです。必死に頑張っても、その目標に届かなければ、諦めたり、挫折感を味わうでしょう。それは、目標の設定ミス だと思います。頑張れば何とか手が届くところに目標を設定すればずっと諦めないでいられる。そういう設定の仕方が一番大事だと思います。明確な目標があり、 その日にクリアしなければならない課題がある。その手応えをしっかりと自分でつかむまで、時間には関係なくやり続けるという練習が 目標達成に必要な要素だと思います。そして、何より大切なのは、目標達成した自分をいつもイメージすることです。私は思い続けるって、素敵 なことだと思うし、思い続ければ、かならずできる!って信じています。 年始にあたり、手の届く範囲で今年の目標を設定しましょう。そしてさらにそれをやり遂げるには半年ごとにチェックをいれて、さらに具体的にしていくと 一ヵ月ごとの目標も定まりますね。あとは、それを継続する力、つまりルーティンをいかに大切にしていくかということだと思います。 大晦日の日にこの一年 を振り返って、どんな年だったか、目標は達成できたか、そして、年頭に新たに今年の豊富、目標を設定して楽しい充実した一年を送りましょう! 今年も全力で走ります。どうぞよろしくお願い致します!(1/1)