レッスン日誌

時の流れ

 一月も半ばになりました。

お正月気分も吹っ飛び、日々の生活に戻ってきました。

今年頂い年賀状の中に、6年前に転勤で辞められた生徒さんから、「中学生になり、それでも好きなピアノを続けています!」とか、

10年以上前に小学生だった男の兄弟二人が、九州転勤になりお母様から、「下の弟が大学を卒業し社会人になりました!」の近況報告を頂くと、

えつ!?あの腕白っ子がもう社会人に?と思うと、時の流れの早さを感じざる得ません。

この場所でピアノ教室を始めて20年を迎えます。

当時からピアノを習っていた子も今は立派な社会人となり、結婚や出産でパパ、ママになった子等の便りは嬉しいものです。

「自分の子どもにもピアノ習わせます!」等頂くと、ずっとピアノを好きでいてくれてありがとう!と感謝の気持ちがわいてきます。

その子達にとって私は決して良いピアノの先生とは言えなかったけど、子ども達といつも向き合ってピアノ以外のことも一緒に笑って、泣いて、怒って

楽しい日々を過ぎしてきた事が自分の財産になって蓄積されています。

私のかけがえのない財産、一生の宝物、これからも大切にしていきたいと思います。

謹賀新年

 明けましておめでとうございます。

コロナがまだ猛威を奮う中、皆さんはどんな新年を迎えられましたか。

この教室では、大人の隔週のレッスン等、すでにレッスンは始まっていますが、本格的な通常レッスンは明日8日からになります。

今年は7月23日に2年ぶりの発表会、9月には大人の発表会を予定しています。

7月の発表会に向けて、この休み中、弾く曲目をソロ・連弾共に考えました。

弾いてみたい曲がありましたら、お声が下くださいね!

明日から、また元気な姿でお会いしましょう!

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年もありがとうございました!

 今日は12月30日です。

今年もあと2日となりました。

新型コロナウィルスは収まる気配はなく、感染した生徒さんも大勢いました。

年末はコロナ感染でお休みする生徒さんもいて、今年最後のレッスンが出来なかった方もいましたが、レッスンは通常に行われ、回復した方は元気になってい

ると聞き安心しています。

充実した実り多いあっと言う間の一年でしたが、歳を重ねるごとに一年一年が大切に思えます。

私は今日から母の介護のため、年明け3日まで実家で過ごします。

家は仕事場も兼ねているため、日々慌ただしい生活ですが、実家での介護の方が落ち着いて静かな生活を送れるので、ピアノも目標を決めてたくさん

練習したいと楽譜を何冊も持参しようと思っています。

今年、一年、泣いたり笑ったり、怒ったり多くの事を学ばせて頂きました。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

佳いお年をお迎え下さい。

 

 

 

ボロクソ!エっ!?

 還暦を過ぎて初めてピアノを習い始めたTさん。

とても熱心に練習してきます。

自分で弾きたい曲を選び、練習に励んでいますが、どうしても自分の知っている自己流の曲になりがちで、正確ではなく独りよがりに聞こえる。

「ここに月謝を払って習いに来ているのなら、楽譜通りきちんと弾いてみませんか?」の提案に「是非そうしてみたい!」と前向きのお返事を頂いたので、

楽譜も一から丁寧に教え、自己流の間違った弾き方を直すレッスンで、私も熱弁になりました。

次の週、レッスンにやってきたTさんは「前回、先生にボロクソ言われたので、一生懸命練習しました!」とかなり楽譜に近い正確なピアノを弾いてきました。

「ボロクソ!?」

私は一生懸命になると声も大きくなるし、早口にもなるけど、今まで私にとって一番大切な生徒さんを一度もボロクソに言った事はない。

一生懸命レッスンしたのに、「ボロクソ」という言葉が忘れられず、そのようにとらえられた事にかなり落ち込みました。

翌日、私の筋トレのトレーナーさんにその話をすると、彼はにニコニコ笑って、「それは悪い意味ではなく、彼にとってはやる気を起こさせる、負けるものか!

と奮起させる良い言葉なんだよ。自分もボロクソは言ってないけど、よく生徒さんからトレーナーに『ボロクソに言われた』と言われるよ。

けれど、それは、それだけその人が熱に受け取った表現なんだよ」と言われました。

私の考えすぎ?

まともに受け取ってしまった私ですが、Tさんは帰り際に「言われるほど前向きになれるから大丈夫!」の言葉を残していきました。

私の熱弁がボロクソ表現になり、さらにやる気を引き起こしTさんもそれを望んでいるなら、これからもTさんにはボロクソレッスンは続く!?

言葉って難しいし、受け取る側も寛容でなければならない事を改めて感じた私です。

 

ピアノレッスンの辞めぎわ

小学校高学年になると、学業が追いつかず、ピアノを辞めてしまう生徒さんがいます。

「来月でピアノを辞めます」と言われると、じゃあ、辞めるまでは今まで教えてきた事を出来るか限り身につけてもらおうと、

私もよりレッスンに熱が入りますが、「辞めるまでは最後まで頑張るぞ!」という生徒さんと、私の気持ちとは裏腹に「辞めるんだから…」と全く

練習をしてこなくなる生徒さんに分かれます。

「辞めるなら最後まで頑張ってよ!」と言いたくなります。

最後まで頑張る子はレッスンに来なくても、お家で弾きたくなったら弾くんだろうし、レッスンのために来ている子は、もうピアノを弾く事も

ないんだろうなぁ…と思います。

せっかく小さい頃から弾いてきたピアノ、レッスンのためのピアノにならずに、今は練習時間がとれなくなっても、またいつか弾いてほしいと思います。

 

 

目には目を…

  課題曲が弾けると楽譜に印をつけて、次の曲の譜読みを一緒にしますが、時々あれ?と思うことが…。

確かこの前、したはずのが消えている。

私は生徒さん一人一人の練習している楽譜は分かっているけど、例えば練習曲などは何番を弾いているか覚えていないことが多い。

よく弾けているから、印をつけて次の曲の注意点を書こうと楽譜を見ると、うす~く注意点が書いてある。

おかしいなあ?

よくよく見ると、印も注意点も前に書いてあるにの消した後が…。

をもらえると、次の曲を練習しなければならない。なので、練習しなくてもいいように印や次の曲の注意点をわざと消している。

そして、同じ曲を練習すればさっさと弾けるから練習時間はさほどかからない。

時々、そんな生徒さんがいます。

消すなら徹底的にばれないように消せばいいのに、そこは子どものやることで、薄く書いた後が残っている。

そんな時は、その子にはひと言も消したことは否めず、さらに強く大きく赤丸を書いて、心の中で「消せるものなら消してごらん!」とつぶやく。

私が子どもの時はがもらえないと、悔しくて、また同じ曲を練習するのが嫌だったし、早く先に進みたかった。

さすがに、弾けてないのに苦手な曲を練習したくないから、自分でをつける子はいないけど、せっかくもらった〇を消すなんて…。

目には目を、歯には歯を…ですね。

 

 

 

 

 

レッスン時間の変化

 以前は就学前の幼稚園児さんは、午後早い時間のレッスンが多く、一日のレッスン時間は、開始時間が2時、3時スタートで、その後、小学校低学年の

生徒さん達から順次高学年、中学生、高校生、社会人となっていました。

ところが、今は幼稚園に通う生徒さんが少なくなり、多くが保育園児になったため、平日のレッスンより、親御さんが送り迎えが出来る土曜日、日曜日に

レッスンが集中するようになりました。

土曜日は早い時は朝の8時からスタートし、間に30分の休憩のみ、夜は9時過ぎまでレッスンが続いています。

日曜日は午後スタートですが、すでに夜までいっぱいで、新しい生徒さんでご入会希望の方も土曜日、日曜日が多くて、入れません。

土曜日は、今日は3つめの習い事、とか、これから4つめに行く!など習い事の掛け持ちをしている子も多くいます。

逆に平日にポカっと空いている時間があるので、以前は小さい生徒さんが来ていたその時間が今や空いていることが多くなりました。

時代も変わりましたね。保育園も入園が大変と聞いています。

土曜日、日曜日ご希望の生徒さん、今の現在空きがなくごめんなさいね!

 

 

私のピアノ

 最近、母の介護をやりながら、実家の古いピアノで練習することが増え、私は幼稚園からピアノを習い始めてから

今まで何台のピアノを弾いてきたんだろう…と思いました。

最初はピアノではなく、当時はオルガンでした。

小学校に入学し、音楽好きだった父がアップライトのピアノを買ってくれ、小学校時代はそのピアノで練習をしていましたが、双子の私は姉と共に本格的に

専門に進みたいと厳しい先生の元にレッスンに通うと練習時間が増え、アップライトでは追いつけず、父がグランドピアノを購入してくれました。

しかし、毎日何時間もの練習を二人でするものだから、受験期にはそのグランドピアノを弾きつぶし、オーバーホール(中の全取り替え)をしながら、弾き続け

ていましたが、音大に入るとメンテナンスにさらにお金がかかり、新しいグランドピアノに買い換えました。

結婚して婚家には義母のベーゼンドルファーのピアノがあったので、それを譲り受けましたが、15年前にスタンウェイに巡り会い、いっときはベーゼン

ドルファーとスタンウェイの二台で練習やレッスンをしていましたが、現在のマンションに移り場所の広さ的にこの二台は置けないことから、泣く泣く

ベーゼンドルファーを手離し、部屋に入る大きさのヤマハC1を購入しました。

私は兄弟が多かったので(6人)、ずっと貧乏生活をしてきましたが、ピアノに関しては生活が苦しくてもためらうことなく購入してくれた父には

本当に感謝しています。

幼少のオルガンから始まり、私が弾いてきたピアノは7台。

各々のどれにもたくさんの思い出があり、懐かしさと、今まで私を育ててくれてありがとう!の気持ちでいっぱいです。

それらのピアノに恥じることなく、感謝と真摯にピアノを弾き続けて行きたいと思います。

 

姿勢

 最近、子ども達のピアノを弾く姿勢の悪さが気になります。

背中を丸めて首を前に突き出す、椅子の背もたれに寄りかかったままピアノを弾く、ペダル台を置いてあるにもかかわらず、足をブラブラさせる等々。

ゲームのやり過ぎで前屈み?年老いた老人みたいに背中が丸い。

運動不足?背筋、腹筋がしっかりしてないから、真っ直ぐに背筋を伸ばすのが辛いのか、背もたれに寄っかかったまま平気でピアノを弾く。

「背中真っ直ぐにして!」「後ろに寄りかからないで!」「足はブラブラしないよ!」等々音楽以外の注意が飛ぶ。

これって、ピアノだけでなく、家でも学校でも勉強している時や普段の生活でも同じなのではないでしょうか。

靴はきちんとそろえましょう!挨拶はしましょう!返事は「はい!」等々はこの教室だけのことではなく、どこでも同じ。

先生が恐いから、とか先生がうるさいからではなく、日常生活から身につけていきたいものです。

背中丸めてピアノ弾く姿、かっこ悪いよ!

音楽物知り君

 小学校3年生のT君。

私は彼を「音楽物知り君」と呼んでいます。

レッスン室の壁に貼ってる作曲家の年代表を見て、表には載っていない1400年以前の作曲家を書き込み、気に入った曲があると、まだピアノを習って一年くら

いなのに、家にある楽譜からサティの「ジムノペディ」を自己流で弾いてきたり、ベートーヴェンの話題になると「エリーゼのために」を弾いてきます。

また、ピアノが作られる以前はオルガンで、それももっと古くは「水オルガン」」と言って水の圧力で音をならしていた等々、多くのことを教えてくれます。

様々な作曲家の特徴や、さらには写真を見ながら作曲家の似顔絵を描いてきたり(とても上手い)と、レッスンに来るときは目がキラキラ輝いています。

ピアノというより、彼は音楽が大好きなんですね。

毎回、レッスンでは私も今日はどんな話をしてくれるのか楽しみにしています。

小学校低学年で、これからピアノが上達するって言う時に、塾に通うのでピアノを辞めてしまう子がいますが、自分の興味があることを伸ばしてあげたいし、

一緒に楽しみながら私も勉強したいと思います。

 

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