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2024-05

おばあちゃん

 母を引き取り同居を始めてから一ヶ月以上が経ちました。

環境が変わって慣れなかった母も、次第に慣れてきて、生徒さんと話や挨拶もするようになりました。

小さい子ども達には「可愛いねぇ」、「頑張ってね!」と話しかけたり、大人の生徒さんとは一緒にお茶をすることもあります。

小さい子ども達にとっての自分達のおばあちゃんは、まだ60歳代、70歳代くらいの年齢がほとんどですが、私の母は90歳を超えたホントのおばあちゃんです。

なので、間近にこんなおばあちゃんを見ることは、珍しいらしくて、戸惑ったている子もいますが、

「お年寄りを大切にしようね」と話しかけています。

今まで散々面倒見てもらい、心配かけた親をずっと大切にしていきたいと思うし、子ども達にもやさしい気持ちを持ってほしいと願います。

 

気持ちよく!

 社会人4年目を迎えたMさん、社会人になった当初は学生から立場が変わり、責任を持つ社会人として困惑も多く、仕事をして給料をもらう厳しさにかなりの不安があるようでした。

社会人になってからもレッスンは続けていて、レッスンの度に色々な相談も受けましたが、「まずはやるだけやってごらん、やっていく中で分かる事もたくさんあるよ!」と応援しながらいつも彼女を見守っていました。

そんな彼女も4年目になると新入生や後輩の面倒を見る立場になってきました。

ある時、レッスンに来て、「今の新入生は挨拶一つ出来ない、受け答えもはっきりしない、自己主張ばかり言う」と先輩なりの小言を言っていました。

そして、「ここでレッスンを受けた時、最初に先生から挨拶をきちんとしなさい!」と言われて、それが社会に出て役立って良かった!」と言われました。

ピアノのことではないのに、生徒さんに「挨拶は基本だからちゃんとしてね!」なんて言う先生は「ウザい!」と言われがちですが、後になってこんなことを言われるとウザい!と思われても嬉しい。

なかなか挨拶をしない子も私から大きな声で「おはよう!」と言うと、気がつくとその子もいつの間にか「おはよう!」と言っています。

挨拶って気持ちいいですよね。

ピアノを弾く時も、終わった時も、それ以外の時もいつもいい気持ちでいたいですね。

 

 

 

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