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2019-03

卒業とお別れ

  この3月で転勤のために、この教室からお別れするJちゃんとYちゃん姉妹。

Jちゃんはこの4月から一年生になり、ピアノは習い始めたばかり。そして姉のYちゃんは二度の発表会にも出た今度四年生になる真面目な生徒さん。

活発なJちゃんに比べコツコツ型のYちゃんは細い身体でも地道にピアノを練習してきました。

2人ともこれから…という時期でのお別れは本当に寂しくてたまりません。

でも、転勤先でもピアノを続ける!とのこと。いつか成長した姿を見せて下さいね。

そして、4歳から9年間教えていたR君が中学生2年になり、この教室を卒業しました。

最後のレッスンでは9年前の幼稚園生の時に発表会で弾いた写真と昨年の中学生で発表会で弾いた写真入り手作り色紙をプレゼントされました。

もらった時は、こんなに小さかった子が今や中学生、その成長した姿に9年間のたくさんの思い出がよみがえり涙が出ました。

小さい時はよく、ハグして抱き締めていたのに、最後のレッスンで抱きしめたら、その辺は中学生の男の子、私の腕をすり抜けて逃げてしまいました。

それぞれにたくさんの思い出と感動、そして成長する姿を私に与えて下さって、本当にありがとうございました!

私も生徒さんの成長の時間を共有出来たこと、あっという間の年月がいかに大切なものかを教えてもらい感謝しかありません。

皆、それぞれの道を歩みますが、小さい時に習ったピアノは一生の宝物になるはずです。

再会を楽しみにまた、一日一日を大切にしていきましょう。

ありがとう️ございました。

春休み

     3月末は回数調整や5週目などで、レッスンお休みの日があります。

この時とばかりに、ピアノで日ごろ手薄になっている個所を練習したり、新しい曲のページを開いたりして楽しんでいます。

でも、来週からは新年度が始まる4月、新たに生徒さんも入ってくるので、その教材などの準備にも追われる日々。

来年度の年間スケジュール表もお渡ししながら、さぁ、どんな一年になるのかな。

小学生は校内でのお楽しみ会や音楽会、中学生や高校生は合唱コンクール、中間や期末試験、そして、コンクール、大人の発表会、12月は来年の発表会の

会場取りなど、新学期も盛り沢山の一年です。

3月31日は最後のお休みになるので、府中の大國魂神社に生徒さん、周りの大切な方々の御祈願に行ってきますね。

コンクール

  今年は発表会がないので、コンクール出場を希望される生徒さんがすでに数名名乗り出ています。

モチベーションを上げるにはよいかもしれませんが、発表会の練習より厳しい?

多くが初夏から夏の終わりにかけてになりますが、小学生は子ども、親御さん、先生と三位一体で乗り切らないと厳しいですね。

コンクールは心身共にとても強く鍛えられますので、ご希望の方はご連絡下さい。

すでに課題曲が発表されているコンクールもあるので、今月から練習に入ります。

挑戦する意味でこの夏、頑張ってみるのもレベルアップでピアノの腕前を上げるには好機です。

さらなる私も共にレベルアップで挑戦します!

二人の音大生誕生!

   こちらの教室でこの春から二人の音大生が誕生しました。

Mちゃんは国立音大の作曲科、そしてもう一人K君は芸大の楽理科です。

Mちゃんにはずっとピアノを教えてきましたが、高校生になって作曲家への道を選びました。

試験科目は単旋律、副旋律の四声体聴音、それも16小節の長い書き取り。

その他ピアノ視唱(初見でピアノを弾く科目)、作曲には欠かせない和声、口頭試問等、実技試験で難問でした。

それでも早々に合格を決めて、新学期に向けてぎりぎりまでピアノを習いに来ています。

もう一人K君は芸大楽理科、快挙です。

何しろ合格者の人数が毎年一桁、超難関大学の学部です。

私は色々な音大受験生を教えてきましたが、芸大の楽理科受験生を教えるのは初めてで、話は聞いていましたが、その厳しさに

レッスンのたびに驚きました。

受験科目も多くて、外国語、国語の一次試験。

小論文、和声、楽典、新曲・リズムのソルフェージュ、単旋律・副旋律・和音の聴音・ピアノ・口頭試問の二次試験と

3日間に渡る過密スケジュールで、毎日の緊張度も半端なく、最後は精神力の勝負だと思いました。

レッスンも事前の準備に時間がかかりました。

特に聴音はピアノで演奏した曲を書きとるわけですから、弾く方も一度のミスも許されないので、毎日毎日練習しました。

昨日、見事合格を決めたK君、「ピアノの試験の時は佐藤先生を思って弾きました」の言葉に涙が溢れました。

二人の合格した生徒さんの共通点は、素直さです。

レッスンで言われた注意、アドバイスは必ず次のレッスンで直してくるので、こちらも先に先にと駒を進められる、予定がたつ。

技術的なことは直ぐには出来なくても、やろうとする気持ち、これは音楽だけでなくすべての成長につながりますね。

合格はご両親をはじめ、多くの方々のサポートがあってのこと、感謝の気持ちを忘れないでね。

4月から希望に胸を膨らませプロの音楽家を目指す二人の生徒さん。

これから多くの試練が待っていますが、初心を忘れないで頑張って下さいね。

今年も受験を通して私自身もたくさんのことを学ばせて頂きました。

ありがとう!そしてこれからも共に勉強していきましょう。

 

 

今年の大人の発表会

  今年の大人の発表会「若葉の会」が9月22日(日)に決まりました。

今年で25 回目を迎えます。

若葉の会は毎年行われ、この発表会のために大人の生徒さん達は難曲に取り組み頑張ります!

今年は25回目とあって、ソロの他に連弾の部ではサン=サーンスの「動物の謝肉祭」をメドレーで5組が弾いたり、中国の歌や最後の全員合唱など

盛りだくさんの内容で催したいと思います。

今年もコール田無で発表会が迎えられること、皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

さぁ、9月に向けて練習も一段と身が入るね。

身体は年々老いても気持ちは若返る、私を筆頭に頑張る大人の生徒さんです!

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