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2012-01

インフルエンザとレッスン(1)

インフルエンザが猛威をふるっています。学級閉鎖や学年閉鎖、幼稚園では園そのものが閉鎖になった所も出てきました。私の教室でもインフルエンザや風邪でお休みする生徒さんが続出しています。

習い事のお教室では、クラスや学校、幼稚園が閉鎖になると、「閉鎖が解除されるまではご遠慮下さい!」というところもありますが、この教室はお子さんがインフルエンザにかかっていなくて、元気であれば、レッスンにおいで下さい。そして、一人一人がマスクや手荒い、うがいなどして感染を防ぎましょう。

保育園、幼稚園、学校など集団生活をするお子さんは、あっという間に感染しますよね。

教室は次から次にピアノに触れるし、いつも生徒とのスキンシップを大事にしているので(?)、弾く前は手をアルコールで消毒したり、鍵盤を拭いたりして次の生徒さんを思う気持ちを忘れないようにしましょうね。

 

 

 

Sさんのご冥福をお祈りいたします。

私は以前、ひばりヶ丘パルコにあるカルチャーセンターで大人のピアノをの講師をしていました。もう、7年くらい前のことです。

その当時、第一期生として生徒だったSさんと知り合いました。彼女は痩身であるにもかかわらず、毎回精力的にピアノを弾いていらして、ベートーヴェンの悲愴、ショパンのスケルツォやバラードなどの難曲も果敢に挑戦していました。

私は2年前にカルチャーを辞めましたが、Sさんはその後もずっと私の教室にピアノのレッスンに通い続け、一昨年の夏まで元気に練習をしていたのですが、冗談で更年期??みたいな軽いのりで、ちょっと体調がすぐれないから、少しだけレッスンをお休みするね!と言って初めてお休みをとられました。それが、私と彼女の最後の会話になるなんて…。

今年の1月、娘さんから「5ヶ月前から脳の難病におかされ、ついに5日ほど前に亡くなった…」と連絡がありました。私は、最初、何が起こったか分かりませんでした。それでも必死に震える受話器の手を押さえながら、やっと現実を理解するには、とても長い時間が必要でした。

あんなに元気で、いつも私と冗談ばかり言い合っていたのに…、あんなに熱心にピアノを弾いていたのに…、私の愚痴もいつも聞いてくれた生徒以上の友だちみたいな存在の彼女が、まさか逝ってしまうなんて…。

彼女の棺にはラフマニフの「エレジー」を入れたと娘さんは話してくれました。

もう二度と、彼女のピアノを聴くことが出来ないんだ、もう二度と彼女にピアノを教えてあげられることが出来ないんだ…。

本当に悲しくて、涙が止まりませんでした。今年の「若葉の会」は彼女の追悼の意をこめて、みんなで頑張るからね。彼女が大好きだった「若葉の会」、いつまでも私たちを見守っていてね。ご冥福を心からお祈りいたします。

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このレッスも日誌も今まで同様、日常感じたことや出来事を楽しく綴っていきたいと思います。

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今年も元気に常に前向き、楽しく、厳しくピアノを弾いていきましょう。

どうぞよろしくお願いします。

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