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2012-05

えッ!あんなに小さかった子が…?

この教室に来ている幼稚園、小学校低学年の生徒さんは下に妹、弟さんがいらっしゃる人が何人もいらっしゃいます。まだ、産まれたばかりで、お母さんに抱っこされながらお兄ちゃん、お姉ちゃんの送り迎えにみえる時は、本当に小さくて可愛いなぁ~

そんな小さな子どもたちが「ピアノが弾ける歳になってきたのでお願いします。」と訪れることが多々あります。エッ!この前産まれたばかりでしょう??

なんとそう思っているのは私ばかり。時のたつのはあっという間。その子はもうすくすくと育ち、大人顔負けの口振りで話、自己主張もなかなかのもの。考えてみるとその子たちのお兄ちゃん、お姉ちゃんはもう小学校の高学年になっています

子どもの成長は早いです。私も歳をとるはずだ~。子どもの成長と同じ速さとはいかないけど、身体は衰えても頭とピアノは成長したいな~。

 

将来のトップスターを目指して

今日は、皆さんに将来有望な(?)俳優さんをご紹介しましょう。彼の名前は小野宏、この教室の生徒さんです(でした?今はしばしのお休み中)。

将来のトップスターを目指し、アルバイトをしながら演劇の道を歩んでいます。芸の足しにしたいと数年前からピアノを習い始めました。大人の発表会にも何度も出ていますが、そのパフォーマンは毎回皆さんを笑いの渦に巻き込んでいます。地道ではありますが、自分の好きな道をコツコツ進んでいるといった感じですね。

今回、5月23日~28日まで、池袋のシアターグリーンで「マタイ」というお芝居に登場します。詳細はこちら ↓ をご覧下さい。 

http://www.geocities.jp/bacoma_info/matai/index.html

お時間のある方、是非足をお運び下さい。この教室からピアニスト、いやトップスターの出現なんて言う日も遠くないかも…です。

母の日

昨日、レッスンに来たSさんとR君、二人とも手にカーネーシンの花束を抱えています。「先生にこれを‥」えッ?何?何?私の誕生日は11月なんだけど‥。

なんと花束には「これからも私たちの母親でいてください」のメッセージカードが添えられていました。

私は子どもがいないので、生徒さんからはバレンタインデーや誕生日にプレゼントなどはもらったことはありますが、母の日のカーネーションなるものを貰ったことがありません。

なので、頂いた時は、今までにない不思議な感動を覚えました。普段何もしてあげていないのにピアノの先生だけでなく、私を母親のように慕ってくれているんだ~と思うと、照れ臭さと同時に恥ずかしさと嬉しさで心が震えました。

ありがとう!お花は大事に飾りますね。そして、カードは一生宝物として大切にします。

それにしても、「敬老の日」のプレゼントじゃなくてよかった!

今年のコンクール

今年はチビッコの生徒さんが頑張ります。幼稚園生が2名、ピティナに参加。すでに練習を開始し、小さいながら、頑張って練習に励んでいます。小さな手で、細い指で細かい速い音符をころばないよう、つぶを揃えて弾く練習を毎日繰り返しやっています。大人からみると、なんでもないパッセージが小さい子どもには難しいのです。

こんなに小さいのにコンクール?なんて驚かれる方もいらっしゃるでしょうね。でも、ご本人たちは泣きながら練習する日があっても「もう、嫌だ~!」とやめることは一度もありません。ピアノを弾くっていうことが大好きなんですね。

そのほかに小学2年生、4年生の生徒さんも頑張ります。

コンクールは生徒だけでなく、一番勉強になるのは先生そのものです。一緒に練習して、一緒に勉強して、そして最後は一緒に笑いましょう!

 

新しい友だちとショパン

テニススクールで友達になった米国のローガンは二十歳の男の子。GWにテニスの約束をしましたが、あいにく今日は朝からの大雨でテニスは中止。そこで一緒にランチをとることにしましたが、はて?何がいいのかな?アメリカの男の子、ボリュームたっぷりのステーキ?パスタやピザのイタリアン?

そうだ、パスタが美味しい専門店があったけ?早速予約をいれて、スタンバイ!

ところが、彼はパスタより日本食がいいとのことで、結局お寿司を買い、私がメロ魚を煮付け、はたはた魚を唐揚げにして、味噌汁を作り、家庭料理を満喫(?)してもらいました。

我が家のレッスン室を見て、彼はすかさず「ショパンの雨だれの前奏曲が一番好きだ!」と自前のipodに入れてある曲をきかせてくれました。

今日は大雨の一日。こんな日にピタリの雨だれの前奏曲に私も思わずピアノの前で演奏を披露。テニスや日本食の話題からクラシック音楽の話題に一転し、思わぬ楽しいひとときを過ごすことができました。

私は仕事がら、周りには音楽好きな人がたくさんいますが、仕事以外でクラシック音楽をすぐに話す若い男性って珍しいです。でも、外国では日本の若い男性がAKBとか話す感覚と同じようにクラシック音楽の話をすることに、やはりクラシック音楽って西洋音楽なんだ~と感じました。彼の話からクラシック音楽って日常生活に当たり前のようにはびこっているんです。

ショパンの雨だれ前奏曲のおかげで、喋ることのできない英会話に四苦八苦し、なかなか壁を崩せなかった私が、昔からのお友達?母親?のような親しい間柄に転身してしまいました。

やっぱり音楽っていいなぁ~。そして、相手の好きな曲を練習なしで弾けた偶然に感謝!

各地で被害をもたらした今日の大雨でしたが、私には忘れられない雨だれの一日になりました。

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