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2018-01

インフルエンザ

 今年になって、インフルエンザ猛威を奮っています。

連日、生徒さんのお休みが相次ぎ、大丈夫?

「レッスンはお休みしたくないので、元気になったのでレッスン来ました!」なんていう方もいますが、症状はよくなっても、病院で許可が出るまでは外出禁止です。

前後にも生徒さんがいますので、残念ですがお休みしてくださいね。

病院の先生にお伺いしたら、毎日患者さんを診察してもうつらないのは、うがい、手洗いは基本!そして十分な睡眠も必要だそうです。

インフルエンザ、かかったら安静に!ゆっくり休んで下さいね。

 

練習と本番

 発表会の舞台やコンクール、いつもはちゃんと弾けるのに、緊張して本番は緊張して思うように弾けない?!

なんていう方、多いですよね。何を隠そう私もその一人で、練習はできる中でしっかりやっているし、リハーサルでも弾ける…なのに本番はうまく弾けない。

何冊ものメンタルトレーニングの本を読んだりしていますが、書いてあることや言いたいことは分かっても、なかなかうまくいかない…。

そんな中、スポーツドクターが書いた一冊の本で、目からうろこが…。

演奏には練習も本番も区別はない、いつも本番だと思えば上がることもないし、勝手に区別をつけるから緊張してしまう…というのです。

確かに練習はリラックスして弾くのに本番は、「さぁ、みんなの前で弾くぞ!」とモチベーションが違う。

普段と違うことをやるから、緊張する。

そう言えば、私のテニスのコーチ「練習も本番も一緒。練習では一本失敗しても、次のボールを打てばいいけど、本番ではその一本がカウントされてしまうよ。」

つまり、いつも本番だと思ってボールを打つ、ピアノを練習する。

そこには練習も本番も隔たりはない。いつも同じ状態でピアノに向かえば緊張もないのでしょう。

今日から練習も本番同様、一音一音大切にピアノを弾こう!と決めた私です。

 

市民の第9

 年末、日本では第九のコンサートが多くなります。

今や市民権を得たように市民オケ、区民オケなどアマチュアによる第九のコンサートが毎週のように殺到しています。

私はプロのオケ以外、このような演奏会には行ったことがないのですが、昨年は友人が区民の第九に出るとのことで、初めて足を運びました。

開演を今か今かと待つ中、区長の挨拶、楽団長の挨拶と年配の方々の挨拶が続き、挨拶はもういいよ…。

演奏が始まるや否や、団員の身内ともいわんばかりの聴衆は、第三楽章の緩やかなきれいなメロディーに酔いしれ(?)、あちらこちらで居眠りが…。

首をカクンと震わせたり、中にはいびきも聞こえてくる有様…。

そして、一番聞かせどころの第四楽章合唱になると、今まで寝ていた人たちはムクムク起きだし、さも今までずっと聞き入っていたかのように、合唱に歓喜!

アマチュアの第九って、いろいろな面で面白い。

私は今までにない経験をして、改めて人に聞かせることの大切さを感じました。

自己満足の演奏ではなく、たとえ低料金でもお金を取るということは、聴衆にぞれなりの満足を与えなければならないと…。

それには演奏会間際の練習ではなく、日々の練習が大切、ピアノも一緒。

たとえ小さな発表会でも、舞台に立つ以上は聞かせる、聞いてもらうことはどういうことかを、生徒さんと共に考えてみたいと市民第九を聴いて思いました。

 

楽しく弾く?

今年音大を受験するKさん。受験を決めてからのスタートが遅かったため、すべてが間に合わない。

それでも、最後まで頑張ろう!と私の鬼特訓が始まって8か月。

そんな中、昨年末の冬期講習に参加させて、大学の先生にピアノレッスンを…。

「あなたの先生は厳しいでしょ?」と担当のピアノの先生に言われた私の生徒。

「あなたは緊張しきってピアノを弾いている。もっと楽しく弾いて!」とのコメントを…。

私が怖くてピアノを弾いている?

ほとんどピアノが弾けなかった彼女を受験レベルまでもっていくのは並大抵ではない。それでも合格させたいと私の思いでレッスンは厳しく、鬼にもなる。

楽しく弾く余裕はなく、ひたすら練習、練習。

そうか~、もしかしたら彼女は私に怒られないように緊張してピアノを弾いていたのかなぁ…。

真に楽しく弾くって難しい。なぜか?弾けないと楽しくないからです。弾けなければ楽しくないし、楽しく弾くようになるには時には涙もあるし、苦しい時もある。

それを乗り越えて弾けるようになった時、初めて本当の楽しさがわかる。

受験まで後わずか…。何とか受験生らしくなってきた彼女に、残された日々は楽しく弾くことを教えよう。

私は練習が好き。楽しいって思って練習している意識はないけど、毎日必ず練習するのは、楽しいんだろうなぁ~。それにはやっぱり練習しかない。

謹賀新年

 皆様、明けましておめでとうございます。

楽しいお正月をお過ごしでしょうか。

私も久しぶりに時間が持てるお休みで、普段できないことをやろう!と色々予定していましたが、結局普段できないことは、よりたくさんピアノを練習することだ!という結論に達し、元旦から受験生並みに練習(?)しています(笑)。

先日、昨年の日本音楽コンクールで一位になった17歳の男の子がテレビのインタビューで「毎日9時間練習している」と言っていました。

コンクールの前ということもあるのでしょうが、9時間は普段からそれに近い練習をしてないと弾けないんです。

レッスンでハノンを弾かせると、毎日きちんと練習している生徒さんは、私がテンポ上げても、回数弾かせてもついてきますが、ちょこっと練習の生徒さんは、練習しよう!と約束しても、弾かせてみるとへたばるんです。

やはり日々の練習は大切ですね。

9時間の練習と聞いて、思わず受験時代を思い出して、私も奮起!といった次第です。レッスンが始まるとこんなに練習時間が取れないから、まさに今のうち!

今年は秋に大人の発表会、子ども達は12月23日に発表会です。

コンクールは子どもだけでなく、大人も挑戦したいとすでに手を挙げている生徒さんもいます!

すでにパワー全開の私です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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