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2022-02

先生は鬼だ!

  今年、全国規模のコンクールを目指す小学校一年生のA君。

コンクールは、日々の練習が物を言う。にわか練習では乗り越えられない。

今年に入り、コンクールに向けて練習しよう!とA君にも覚悟してもらいました。

日頃から練習量多いA君ですが、それでもコンクール向けの課題を弾きこなして行かなければならず、毎回の指示が多くなる。

そんなレッスンが続いた先日A君から「先生は鬼だ!」との言葉が…。

鬼?

「これはまだまだ序の口。ついてこれない子には鬼にならないし、鬼は熱い厚い愛情表現だよ!A君なら鬼について行けるよね?」

の話にA君から思いがけず「ありがとう!」の返事が来ました。

鬼なんて受験生からはよく言われたけど、今はなかなか鬼になりきれない。

でも本当の鬼は優しいんだよ。

いつか、A君が本当の鬼の意味が分かってくれればいい。

よし!鬼と一緒に頑張ろう!

と自分に対しても励ます私です。

 

人生は楽しい!

 一年前に初めてピアノを習いに来た45歳のHさん。

とても熱心に練習をしてきます。

音符も最初はゆっくりしか読めませんでしたが、仕事の合間に楽譜を読んだりと毎日の練習で早く読めるようになってきました。

そして最近は独学でYouTubeを見ながらコードネームを勉強していて、その熱心さには頭が下がります。

昨年は習い始めて半年で発表会にも出ましたが、始めての舞台で無我夢中。

でも今年は大好きなビートルズをソロで、私との連弾では「銀河鉄道999」を披露しようと、目標を立てて練習しています。

類は類を呼ぶ!そんなHさんの周りにはやはり音楽大好き人間が集まり、この方とのコラボも遠くなさそうで実現しそうです。

これからもたくさん弾きたい曲がある!というHさんは、ピアノを始めて人生がとても楽しくなった!と話してくれました。

そんな言葉を聞くと、とても嬉しくなりますね。

私も楽しい人生を共にピアノで歩めたら嬉しいです。

幻想即興曲

 小学校一年生のS君、ショパンの幻想即興曲が大好き。

レッスンの度に最初のオクターブの音を弾くも、その後が続かない。

小学校一年生で弾くには難しすぎる。

それでレッスンになると私に弾いて!弾いて!とせがむ。

私も小学校一年生の時、当時この曲が好きでLPレコードが擦りきれるくらい聴いていました。

その時の先生は幻想即興曲が弾けない?

たのんでも弾いてくれたことがなかったので、レコードで聴いていましたが、やはりナマ演奏は違う。

それまではレッスンの終わりちょこっと弾いていましたが、それならS君の前できちんと弾こう!と思い、一週間マジに練習しました。

先週、レッスンの終わる頃を見計らって「先生!弾いて!」のS君の言葉に合わせて、私は心を込めて弾きました。

演奏中、S君は何度も立ち上がって隣の部屋のお母さんに喜びを現していました。

弾き終わると大きな拍手をもらい、子どもの時に聴いたナマ演奏が大人になってからも心に残ってピアノがずっと人生の友達になってくれたら

私もこんなに嬉しいことはないと思いました。

私にとっては弾きなれた曲でしたが、改めて曲の難しさを感じるながらも楽しい演奏をすることができました。

S君の心にいつまでも残っててくれるかな?

私に演奏の機会をくれてありがとうね!

頑張れ!受験生!

  この教室には今年受験する小学生、中学生、そして高校生が何人かいます。

すでに昨年には小学校の受験が終わっていますが、今年に入って入学試験が本格的に始まりました。

一月は大学の前期共通試験、中学の私立、そして今月2月は都内の中学、高校、大学と試験は続きます。

そんな中、受験生でもレッスンに通う生徒さんもいますが、オミクロンが流行るこの時期はレッスンはお休みにして、勉強に集中して!と言っています。

ピアノは逃げていかないし、受験が終わったらいつでもまた再開出来るから、今は健康管理に気をつけて頑張ってほしい。

合唱コンクールで伴奏に選ばれても、中止になったり、修学旅行も延期?

今は西東京市は全公立学校がオンライン受験になり、この2年くらいは子ども達の活動が妨げられてかわいそう。

がんばれー✊‼️受験生。

試験が終わったら待ってるよ~

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