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2018-05
わかりませ~ん
- 2018-05-31 (木)
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レッスンしていると「わからないから、やってきませんでした~!」と簡単に言う生徒さんがいます。
「どこがわからなかったの?」と聞くと「えっ、はぁあの…」としどろもどろの返事。
具体的にどこがどうわからないかを言ってもらえれば、こちらも説明しながら教えるのに、「全体的に…」とか「音符が…」とか言われると、どこからどう教えていいものやら…??
音符は一番最初に教えているし、新しい音符は出てきてないよ!
学校でのピアノ伴奏のオーディションなどで楽譜を持ってくる生徒さんもいますが、楽譜は持ってきても練習していない。
レッスンで弾けるようにしてもらおう!なんて大間違い。まずは、自分で練習してこようよ!
初めてピアノに触れる訳ではないのだから、まずは、自分練習して、分からない時は具体的に言おうね!
新しい曲に入る時はポイントは教えているから、レッスンに行けば手取り足取り全部教えてもらおう…はないよね。
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この楽譜、弾く気になれません!
- 2018-05-26 (土)
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小学校高学年のMちゃん、基礎的なやさしい楽譜なのに、なかなかうまく弾けない。
何度弾いて同じ個所を間違える、ミスタッチ多い。
弾けないのではなく、明らかに練習が足りない。
「10回弾いてやっと弾けました!ではなく1回目できちんと弾かないと…。もっと練習しよう!」と言う私。
「先生、この楽譜やる気出ないんです。もっとちゃんとした曲が弾きたい!」
ちゃんとした曲?この曲だって立派にちゃんとした曲だよ。それも基礎のやさしい曲なのに…。
きっと耳慣れた有名な曲が弾きたいのだろうけど、この小学校低学年でも弾けるこの曲が弾けないのに、希望する〇〇の曲が弾けるとは思えない。
ピアノは一つ一つの積み重ね、地道な練習を続けて上達する。
確かに曲の好みでやる気が起きる曲や、反対にやる気がなくなる曲もあるだろうけど、この程度の曲も弾けなくて希望する曲が弾けるの?
それでもやる気が起きないなら、弾きたい曲やってきていいよ!と最大に譲歩する私。
その代わり、自分で決めた曲、弾きたいといった曲なのだから今までのようなダラダラした弾き方は容赦しない、きちんと弾こう!とこちらも条件付き。
そこまで言うなら弾いてもらいましょう。
でも、やる気が出る、出ないはまだ10年は早いよ。たくさん練習した人が言うセリフなら分かるけど、明らかに毎回の練習足りないもの。
どこまで弾いてくるか?!次回のレッスンが楽しみだ。
でも、内心基礎練習が出来ていなのに、きちんと弾くなんてありえない。
「きちんと弾く」ってどういうことか考えるよい機会かもしれませんね。
こんな日々のレッスンの中でも子どもの成長を願う私です。
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恋するクラシック
- 2018-05-17 (木)
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今年、音大の声楽科に入ったKさん、憧れの音大に入ってさぞ学生生活を満喫していると思いきや、実技科目の声楽、新曲、ピアノ、聴音の授業でこってりしごかれ、レッスン中に泣くこともあるとか…。
それでも大学生活は楽しくて、「音大に入って良かった~」と満足な様子。
大学は個人レッスンと違って多くのこと(音楽心理学、音楽教育学、音楽美学、音響学など等々)や同じ志を目指す同士がいっぱいでさすが大学!
音楽に年齢は関係ないので、何浪もしている人も珍しくなく、皆好きな音楽の勉強に謳歌しているようです。
そう言えば、私の音大の大先輩には黒柳徹子さんはじめ、年齢は上でも後輩には漫画「ベルサイユのバラ」の作者池田理代子さんは50歳近くなって声楽で入学され、女優の松下奈緒さんもピアノ出身。
今でもピアノは練習しているとのことです。
音楽を仕事として生きるのは、時には苦しいこともあるけど、こんなに楽しく、美しく感動出来ることに寄り添えることに限りない幸せを感じています。
ここで、皆さんにお勧めのテレビ番組をご紹介しますね。
毎週月曜日21時からBS日テレで「恋しいクラシック」という番組をやっています。
各音大から色々な楽器を勉強している学生さんが数人集まってクラシック音楽にまつわる特集や活躍しているアーティストの紹介、音大の裏話など楽しい内容です。
ご興味のある方、是非一度ご覧ください!
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今年のコンクール
- 2018-05-11 (金)
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発表会の練習には9月から入りますが、そのために普段の教材、楽譜の練習は出来ません。
更に夏のコンクール出場ともなると、もうエントリーは始まり、4月から練習に入るため、こちらの方も教材は進みません。
そのため、発表会の年はコンクール希望の生徒さんは減りますが、それでも、今年は小学校の2年生、4年生の、そして大学生の生徒さんがコンクールに出場します。
大学生の男性A君、モチベーションを上げたい!と自らアマチュアコンクール出場に意欲を燃やします。
コンクールとなると予選、本選、全国大会と出場回数が増えるのは良いのですが、参加費も馬鹿になりません。
A君は全てをアルバイトで捻出すると土日を中心に働きだしました。
学業、アルバイト、そしてピアノ練習と忙しい日々となりますが、毎日が充実しているようです。
コンクールは技術や音楽性だけでなく、心身共に成長させてくれます。
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中学生になって
- 2018-05-03 (木)
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毎年、小学生を卒業し中学生になる時、部活も忙しくなり、なかなかピアノを練習する時間が持てないので、ピアノはこの辺で止めます~、という生徒さんが何人かいます。
それ以前に、小学校の高学年で中学受験のためにピアノを止めてしまう生徒さんもいますが、今年は小学校6年生も全員、そして新中学生も全員止めることなくレッスンに来て下さっています。
もちろん練習量は以前より減ってはいますが、それでも休むことなく毎週通ってくれるのは嬉しい限り。
学校での出来事や、友達のこと、部活のこと…毎週毎週溢れんばかりの話でレッスン前は雑談で渦巻き、ピアノ開始の声をどこでかけようか…(笑)。
日ごとに成長する子ども達、話の内容も「えっ!」と驚くことも多々あり、小さかった時は当たり前のようにハグしていたのに、今は躊躇する私…。
中学生になっても、高校生になっても、大学生になっても、大人になってもピアノはずっとお友達だよ。そして先生も…。
頑張れ、新中学生!
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