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2023-08

先生、お久しぶりです!

 先日、近所のコンビニで「美保子先生、お久しぶりです!」と声をかけられ、エつ!?誰だっけ?

全く知らない可愛らしい女性に、私は戸惑うばかり。

「ごめんなさい、誰でしたっけ?」に「私です、〇〇です!」の返事に思わずたじろぐ私。

そう、高校3年生までピアノを教えていたKちゃんだったのです。

高校生の頃は、おさげ頭にコロコロして幼さが残っていたのに、今は大学4年生になり、髪は軽くブラウンに染め、お化粧もして、

痩せてスマートになり、眼鏡もコンタクトに代えて、前の面影もない。とにかくきれいになり、驚くばかり。

それでもKちゃんは私を見つけて、言葉を交わすと涙ぐんでいました。

話し出すと、前とちっとも変わらない。泣いたり笑ったりしながらレッスンしていた頃が懐かしくなりました。

「今度、ゆっくり会いましょう!?」と約束し、連絡先を交換して別れましたが、忘れずに声をかけてくれて嬉しい。

男の子は身長が高くなり、身体も大きくなりますが、女の子は綺麗になり分からない。

若いっていいなぁ。どんどんきれいに変身していく姿に、年々老いる私は若さではかなわないけど、経験と包容力を磨いていきたい。

猛暑の中、ちょっと癒された私です。

 

ピアノの調律

毎年、調律しているにもかかわらず、我が家ピアノは使用度が高いので、直ぐに音が狂ってしまう。

気にはなっていたものの、子ども達の発表会が終わるまでは調律する時間がありませんでした。

発表会が終わった翌週、やっと調律する事が出来ましたが、二台のピアノの調律は5時間以上もかかりました。

調律師さん曰く「黒鍵の黒い木の部分が剥がれているので、よく弾いている証拠ですよ!」。

私は自分の練習は早朝7時から、午前中から昼間は大人の生徒さん、午後から夜までは子ども達でにぎわうため、ピアノも休む暇がない。

調律が終わったピアノは音が澄み切っていて、心も晴れ晴れしました。

いつも、綺麗な音色をありがとう!

そして、いつも私を支えてくれてありがとう!

感謝の気持ちを込めて、ピアノに手を合わせる私です。

頑張ったパパ!

 先日の発表会で、第一部で親子連弾されたSちゃんのパパ。

2年前の発表会では上のお兄ちゃんの連弾相手をママが弾かれたので、今年もママかと思ったら、今回はパパが弾くとのこと。

きっと、以前に少しピアノをかじったことがあるのかな?と思っていたら、かじるどころか音符も読めない!?

大丈夫かなぁ…?

連弾が決まってから、パパの特訓が開始されました。

楽譜にカナをふり、鍵盤でドの位置を確認し、知人のママから弾く曲の音源を送ってもらったり、子どもより熱心に、毎日毎日練習するパパ。

発表会近くなって、レッスンで弾いてもらうと、Sちゃんが速く弾き出すとテンポについて行けない、一度目は必ず止まってしまう…等々

苦戦続き。

発表会は何度も弾けない一発勝負だから、2回目、3回目に成功しても、意味がない。

なので、一発目に決める練習もしました。

それでも発表会当日まで一度目で弾けたことはありませんでした。

発表会のリハーサルでも、パパは一回目は音が抜けて右手が止まってしまいました。

私は正直、どの生徒さんよりパパのことが心配で、こんなに練習してきたのだから、必ず成功してほしいと願いました。

さあ、どうなるか!本番がやって来ると私の心臓の鼓動も高鳴ってくるではありませんか。

しかし、私の心配はよそに、パパは見事、本番でしっかり連弾を止まることなく弾ききりました。

舞台袖に戻ってくるパパに向かって思わずVサインを出した私にパパもにっこり。

舞台での子どもとの連弾はなかなか機会がなく、また今日まで練習して、成功したことはとてもよい思い出になったと思います。

私もパパを見習って、日々の練習を頑張ろうとあらためて感じました。

きっと、他の生徒さんにも頑張れば弾ける弾ける!というお手本になったと思います。

ありがとうございました!

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