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2020-11

コミュニケーション

  スマホなどの通信機器の発達で人と人とのコミュニケーションがよくなったと思っていませんか?

私は逆な気がしてなりません。

人との繋がりは、会うこと、お互いの顔を見て、目と目を見て話すことで相手の気持ちも分かる、直接会うことで表情や動作を交わして深いコミュニケーションが得られる、

それが無理なら電話で声だけでも聞く、それだけでもお互いの状況が分かって安心出来ますよね。

通信の発達で今やライン、メールやインスタ、SNS で一方的にこちらの状況を報告する。

ラインにおいてはスタンプ一つでおしまい。

新型コロナウィルスの影響で、特に心通うコミュニケーションがなくなってきているオンライン授業ばかりの大学では、画面を通してだけのやり取り。

仕事上の連絡事項ならメール等は便利ですが、「どうしているかな?」の親しい人との状況確認がメール等ではコミュニケーションが希薄な気がしてなりません。

昔なら手紙を書き、特にラブレターを書く為に字を練習したり、状況確認は電話したりと、その時々で通信手段が異なりましたが、今となっては手紙を書くなんてまずないし、

緊急な時以外は電話もしない。

先日、遠方の友人に久しぶりに手紙を書きました。

今は写メでメールと共に簡単に写真が送れますが、あえて写真付で手紙を添えて久しぶりに便箋に万年筆、封書書きをした時、漢字を忘れていたり、文章が整わなかったり、

脳みその衰退を感じながら、ずいぶん時間がかかった手紙も書き終わると、真心をいっぱいに感じました。

通信機器の発達は逆に人間関係が希薄になっていく気がして、「出会い」も少なくなり、寂しいと思う限りです。

皆さんも、便利な物に溺れないで、時には手作り通信をやってみてはいかがでしょうか。

何か大切なものが発見出来る良い機会かもしれませんよ。

 

「まずやる」「すぐやる」

  日々の生活でピアノの練習をしなければならないのは分かっていても、さっさと出来ず時間ばかりがたってしまって、気がつくともうこんな時間に…なんていう話はよく聞きます。

私も毎日の練習で、忙しい時ほど時間がないからさっさと練習して、時間に余裕があるときほど、のんびりして結局は時間が足りなくなってしまうことは多々ありました。

ある時、天皇陛下(現・上皇陛下)の執刀医として有名な順天堂医院心臓血管外科医の天野篤先生が「まずやる」「すぐやる」という習慣を身につけることが大切だと言う話を聞き、

それ以来、私は「まずやる」「すぐやる」を実行しようと、ピアノの練習だけでなく、毎日の生活の中での習慣にしようと決めました。

予定の先延ばしにすることは止めて、その日にのうち明日の段取りや準備を「まずやる」、メールの多くが連絡事項が多いため返信は可能な限り早くする、約束したことは「すぐやる」等々

出来なくても習慣をつける努力をしようと決めてから実行していくと、慌ただしくなるかと思って不安が、逆に生活に時間が出来てきたことに気がつきました。

身近な人とのやりとりで、とても効率的で段取りがはかどる人は、返事が早いことも分かりました。

「出来る!」人は「まずやる」「すぐやる」をやっている人なんですね。

習慣にすると苦ではなくなるので、ピアノの練習もスマホやゲーム等の誘惑に振り回される前に「まずやる」「すぐやる」を実行してみてください。

私も誘惑に空けそうになると「まずやる」「すぐやる」を声に出して実行するようにしています。

 

 

 

 

 

音楽は人に聴いてもらうため!

 昨夜、NHK3chで大阪交響楽団の演奏会を放映していました。

コロナ禍の中の演奏会、無観客によるものでした。

今年はベートーベンの生誕250年ということで、コロナがなければ、年末は第九の演奏会があふれかえっていたはずです。

無観客なので演奏が終わっても拍手はなし、指揮者は舞台袖に帰り、再度静かな中、出て来て後半は交響曲第6番「田園」を演奏していました。

演奏は、「ブラボー!」と叫びたいほどの名演でしたが、それでも演奏後のホールは静まりかえっていました。

モーツァルトが「音楽は人に聴いてもらうためにある!」と言った言葉をこの時ほど納得したことはありません。

発表会も自分の演奏を聴いてもらいたい!

そのために練習するし、弾けない曲に挑戦する。

演奏者と観客が一体となって同じ空気の中、共に感動を共有出来たら、こんなに素敵なものはないですね。

一人でも多くの人に聴いてもらえる発表会、来年こそは実現したい!と今年の発表会延期を決めた私の願いです。

厳しい?

 今月から、この教室で習う生徒さんからの紹介で新しい生徒さんが入ってきました。

以前ピアノを習っていたけど、2~3年のブランクがあるとのこと。

音符も忘れているところもあるので、丁寧に教えていたら、帰り際にその生徒さんが「先生は、すごく厳しいから、怖いよ!と聞いてきた」と言うのです。

「えつ?!今日のレッスン怖かった?」

新しい所は教えるし、分からない所も教えるのは当たり前でだけど、何度も何度も教えても覚えない、覚えようともしない時は、簡単に教えないで、解るまで、思い出すまで待っている。

安易には教えない、簡単に教えてしまうと覚えようとしなくて、直ぐに「なんだっけ?」になってしまう。

それが厳しいのかな?

自分で考えることってとても大切。たとえそれが間違っていても、考えようとする姿勢が必要ですよね。

当たり前のことしかレッスンしてないよ。

自分ではこんなに優しい先生はいないと思っているけど…(笑)。

おかげで忍耐だけはかなり培われわ私です。

 

 

早くも来年のスケジュールが…

 11月になりました。

入試を控えた生徒さん、健康管理に注意してあと4~5ケ月間を乗り越え下さい。

塾の新学期は2月からで、早くも来期の時間割が決まり、曜日、時間等の変更希望の生徒さんが出てきています。

今年は新型コロナウイルスの影響で、学校の授業が変わったため、新規の生徒さんをほとんど受け入れる事が出来ず、いまは若干の空きがありますが、

まずは内部の生徒さんのスケジュールを優先しますので、ご希望の方は申請してください。

それにしても、コロナウイルスに、うんざり?慣れてきた?

外出しても蜜は当たり前みたいだし、マスクさえしない人も見かけます。

寒くなってきて、風邪等の体調不良で欠席する生徒さんも増えてきましたので、うがい手洗いはお忘れなくね!

 

 

 

 

 

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