- 2020-11-30 (月) 21:18
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スマホなどの通信機器の発達で人と人とのコミュニケーションがよくなったと思っていませんか?
私は逆な気がしてなりません。
人との繋がりは、会うこと、お互いの顔を見て、目と目を見て話すことで相手の気持ちも分かる、直接会うことで表情や動作を交わして深いコミュニケーションが得られる、
それが無理なら電話で声だけでも聞く、それだけでもお互いの状況が分かって安心出来ますよね。
通信の発達で今やライン、メールやインスタ、SNS で一方的にこちらの状況を報告する。
新型コロナウィルスの影響で、特に心通うコミュニケーションがなくなってきているオンライン授業ばかりの大学では、画面を通してだけのやり取り。
仕事上の連絡事項ならメール等は便利ですが、「どうしているかな?」の親しい人との状況確認がメール等ではコミュニケーションが希薄な気がしてなりません。
昔なら手紙を書き、特にラブレターを書く為に字を練習したり、状況確認は電話したりと、その時々で通信手段が異なりましたが、今となっては手紙を書くなんてまずないし、
緊急な時以外は電話もしない。
先日、遠方の友人に久しぶりに手紙を書きました。
今は写メでメールと共に簡単に写真が送れますが、あえて写真付で手紙を添えて久しぶりに便箋に万年筆、封書書きをした時、漢字を忘れていたり、文章が整わなかったり、
脳みその衰退を感じながら、ずいぶん時間がかかった手紙も書き終わると、真心をいっぱいに感じました。
通信機器の発達は逆に人間関係が希薄になっていく気がして、「出会い」も少なくなり、寂しいと思う限りです。
皆さんも、便利な物に溺れないで、時には手作り通信をやってみてはいかがでしょうか。
何か大切なものが発見出来る良い機会かもしれませんよ。
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