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2013-07

以前の自分より昨日の自分

術後からようやく筋トレを再開し、3週間が経ちました。手術したのは右足なのに、左足も腕も上半身もすべての筋力が手術前の半分になっていました。

ガッカリうなだれる私。手術前にはあんなに色々出来たのに…。来年の手術にむけて早く回復しなければ…。焦る私に伊勢トレーナーは、次のような激励の言葉をくれました。

「手術以前の自分と比べても何も意味はないよ。もう手術しちゃったんだから手術前の自分より昨日の自分と比べよう。昨日が10回なら、今日は11回出来ればいいんだよ!」

確かに!納得いく力強い言葉で落ち込んでいた私は、以前の自分ではなく、昨日の自分とを比べることにしました

少しずつでいいんだ~、ピアノだって、一気に上手くなるわけがない。昨日より、少しだけ上手くなればいい。その毎日の練習の積み重ねが大切

以前のことは忘れよう。そして、今やれることを頑張ろう!

不安と心配と焦りの入り乱れる今日この頃、それって確実に回復している証拠!

トレーニングもピアノも同じ。「昨日より今日!」を合言葉に伊勢トレーナーと毎日のリハビリに戦う私です。

夏休みだ!ゲリラ豪雨とレッスンのお知らせ

待望の夏休みがやってきましたね。

同時に最近はゲリラ豪雨も突然やってきは、レッスンにいらっしゃる生徒さんを困らせています。

昨日も突然の雷と豪雨にレッスンに来られなくなる生徒さん、ずぶ濡れになってしまう生徒さん、雷怖くて泣き出す生徒さんとあわただしい一日でした

雷、豪雨は突然やって来ます。決して無理しないで下さいね。

昨日、ずぶぬれになったYちゃん、Tシャツもズボンもびしょびしょで、乾くまで私のブカブカTシャツにバスタオルを巻いてのレッスンでした

8月のレッスンは2回になります。これは年間を通しての回数ですので、回数が半分になるから月謝が半分になるということではありませんのでご注意下さいね。

私の大好きな夏!リハビリもピアノもステップアップで頑張ります!

 

「飛翔」弾きます!

大人の発表会まで3か月を切りました。生徒の皆さんは演奏曲も決まり、日々頑張って練習に励んでいます。

私は退院後の体調から長時間ピアノの前に座る姿勢をとることが出来ず、弾きたい曲があるにもかかわらず、練習時間の不安からなかなか弾く曲が決まらず、一時は出場は無理?と思うこともありました。

でも、どんな状況でもピアノに向き合う姿勢だけは忘れてはいけない!ここで負けるわけにはいかない!と、たとえ短い曲でもきちんと弾いて舞台に出よう!と決心し、曲選びが始まりました。

現状を考え今の自分に合った曲は何かを考えた時、シューマンの「飛翔」が頭をよぎりました

この曲を聴いた時、細かい心の動きがたくさん感じられました。

繊細なメロディーは「希望」や「躍動」、でもそれだけでなく「不安」「心配」「絶望」、さらに内面的な激しい感情がまさに今の私を物語っていると思いました。

「飛翔」は飛ぶ!でも、その中には様々な思いが込められている…そんな気持ちを込めて発表会にはシューマン「飛翔」を弾きます。

そして、私の大好きな曲も追加で…。これはまだ内緒にしておきます(笑)。

いつも、多くの葛藤を受け止めてくれるピアノに心から」感謝!です。

コンクールが教えてくれたこと

今年は春先に私のニケ月間の入院があり、生徒の皆さんには大変ご迷惑をおかけし、コンクールに出場するレッスンが出来ない(?)と積極的なコンクールのお声がけはしませんでした。

そんな中、入院中の私の元へコンクールに出たい!と連絡がありました。

私の本格的なレッスン復帰は6月、それまでコンクールレッスンはできません。

…にもかかわらず、果敢に夏のコンクールに挑戦する小学校4年生のRちゃん、今日はその予選が行われ、無事に通過出来ました

今後の課題はたくさんあったものの、演奏の難易度、レベルも出場者の中では上位に入る出来栄えでした。よかった~!セミファイナル、ファイナルとこれからが厳しい戦いになりますが、一緒に夏を乗り越えましょう!

実はコンクール前日の昨日のレッスンの時も、そして昨夜も私は術後の傷口が痛くて、昨夜はほとんど寝られませんでした。こんな時は全てが悪い方に考えが行ってしまいがち…。なかなか真っ直ぐに歩けない、痛み、そして、来年の片方の手術と色々考えると、さらに落ち込み、一人で泣きました。いけない、いけない!これからコンクールに出るRちゃんの前で最後のレッスンが残っているのに…

気持ちを切り替えて早朝レッスンに臨む私にRちゃんは最後の調整にしっかり演奏し、そして、本番では堂々とシベリウスのキャプリスを弾ききってくれました。

「私だって頑張っているんだから、先生も頑張って!」Rちゃんの演奏は私の応援のように聞こえました。

そうだ!私も頑張らないと…! Rちゃん、ありがとう!

秋には小学校5年生二人が「ショパン国際in Asia」の出場が決まり、こちらもこの夏休みは暑い熱い練習が重ねられます。

私の後ろには子どもたちがついている。泣いてはいられない!

運動が出来るようになるまであと5週間。リハビリ克服して、大好きなテニスができるよう、そして、子どもたちに負けないようピアノたくさん練習します!

 

応援団!

手術後、14週が過ぎました。危険防止で外出のみ松葉づえを使いますが、それ以外は自力歩行までできるようになり、可動域もグングン上がっています。

毎日のリハビリに加え、最近は筋トレも開始!早く元の状態に戻りたい!

しかし、足が動くようになると同時に、傷口がひきつる?今までにない激痛が走ります。

レッスン中もいきなり激痛が走ると「はい、ここをこう弾いて…あっ!痛い!」と思わず口走る私に怪訝にな顔を見せる生徒さん。

昨日も、「い、い、痛い!」とピアノを弾く手がいきなり止まってしまう私に「先生、手術の後遺症?」と心配そうに顔を私の顔をのぞきこむS君。

心配かけてごめんね。でも、先生は日に日に足が動くようになっているよ。だから傷口がビックリして驚いてうずくのよ。治っている証拠!

子どもたちの応援が一番の支え!だから辛いリハビリも筋トレも頑張れる!

ピアノの練習中にも激痛は襲ってきますが、子どもたちの顔を思い出すと負けてはいられない!  

壁に貼ってある生徒の皆さんがくれた、たくさんの応援手紙を読んで今日も頑張る私です。

「健康」ということ

股関節の手術や今は猛烈な風邪で心身ともに免疫力が落ちている私は、気力もダウンしがちな数日間を送っていました。

そんな時、「健康」について書かれている言葉を目にしてはっとしました。

「有意義な人生を送るのに必要な条件の第一は健康であるということです。健康とは病気でないということではありません。いつでも何事にも立ち向かうことができる心身の状態を言います。」

これは   福島新樹会代表の渡辺五郎三郎氏がある文章で述べていたことです。

足が痛い、風邪で熱がある…そんなことを言い訳に気持ちも病になっていた私は、いつもの何事にも立ち向かおう!という気持ちをすっかり忘れて逃げにまわっていました。

足が痛いのは治っている証拠!子どもからもらった風邪は私がしっかり受け止めてやる~!!

大人の発表会も3か月後に迫り、演奏する曲も皆さん決まり、さあ、Let go!!です

今日から7月、私も完全復帰に向けてラストスパートします!

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