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2013-12

ピアノ弾いたよ!

 小学校三年生のMちゃん、クリスマス・イヴの24日、学校のおたのしみ会でクラスみんなが何か披露しましょう!とのこと、Mちゃんは「ピアノを弾いたよ!」とニコニコ笑顔で報告してきました。

「何を弾いたの?」と聞いてみると「クレメンティーのソナチネ2、3楽章だよ!」

え~!?あの曲は前日のレッスンでトリルが弾けなくて泣いていた曲では?

たくさん練習して「おたのしみ会」で弾こう!と果敢に挑んだそうです

クラスのみんなから「完璧じゃ~ん!」の評価をもらい嬉しそうに話をするMちゃん。

弾けないからと逃げるのではなく前向きに挑戦するなんて、さすが私の生徒!これでまた自信がついたね!

クリスマス・イヴのない私は連日レッスンに明け暮れ、その後深夜まで伊勢トレーナーと手術に向かってのトレーニングに励み、目まぐるしい日々を送っています。

Mちゃんに負けないよう私も前向き!前向き!クリスマスの最高のプレゼントをもらった私です。

 

 

 

再開と休止

大学受験のためにレッスンをお休みするYちゃん、受験が終わったらまた再開します!とお手紙をくれました。

そして、まもなく受験が終わるEちゃんもRちゃんもAちゃんも、またピアノ弾きた~い1と再開が待たれています。

中学受験、高校受験、大学受験と進学ごとに受験を迎える生徒さんたち、その時はピアノをお休みしても、また受験が終わると再開されることは嬉しいですね

ピアノは一生のお友達、お休みすることがあっても、ずっと続けていけばきっとあなたの一番の宝物になってくれますよ。

頑張れ、R君!

 9月からこの教室でピアノを習い始めた小学校1年生のR君、以前は優しい(?)先生に習っていたせいか、おっとり、ゆっくり、じっくり(?)ピアノを弾いていたようでした。

小学生って成長力がすごくて、大人が出来そうにない?って思ったことでも、グングン吸収していく能力を持っているんですよね。その時期に出来ることをガンガンやっておけば、みるみる上達するんです。

R君はレッスンや練習のペースがゆっくりだったので、多くの能力が発揮出来ず、くすぶっている感じがしました

このままでは、伸びるものも伸びない!? そこで、特別なことではなく、この教室に通っている小学校1年生と同じペースでピアノを練習させてみよう!と思いました。

彼にとってみたら、今までのペースと全然違う早さや、量的にも多いことで最初はかなり戸惑い、疲れ果てていました。

それでも、今までの状況を絶対に乗り越えられる!って確信があったので、私も妥協せず毎週毎週のレッスンを彼の限界ギリギリまで追い込みました。私は鬼?

わずか、3か月半たった今、R君は指の力も強くなり、音符の読みを早くなってきました。自信がついてきたのか、レッスン中にも笑顔が出てきました。

そういえば、ほかのお教室から移ってこられたAちゃん、ピアノは弾くのに音符が読めません。なんと楽譜には先生がカナをふっていました。即、カナふりを止めさせ、ひたすら音符の読みを教えるレッスン、Aちゃんはかなり苦痛だったと思います。

耳で聞く耳コピーは限界があります。幼児期には必要でも、クラシックの音楽はいかに楽譜に忠実に作曲家の意図をくみ取るかが基本になっていますので、音符が読めないのは論外です

幼少期に自然体の中で一つひとつ音符を教えいくと、子どもはゲーム感覚であっという間に音符を覚えます。

今では、すらすら楽譜が読めるAちゃん、R君もすぐにできるようになりますよ!

毎週、電車に乗って一人で通ってくるR君の努力はこれからも続きますが、半年後の成長が目に見える! その時は二人で笑いましょう!

 

ピアノ教室の生徒の皆さまへ

                          平成25年12月吉日

ピアノ教室の生徒の皆さまへ

 

いつも頑張ってピアノ練習してくださってありがとうございます。

私は今年の3月に右脚の股関節の手術をして元気になっています。でも、股関節は両方が痛いので、今度は左脚を手術しなければなりません。

そこで2014年1月末に手術をすることになりました。前回は2か月間のお休みを頂きましたが、長期のお休みは皆さんにご迷惑をおかけしますので、今回は1か月で退院して、自宅でリハビリに頑張りたいと思います。

なので、1月までは通常通りレッスンをして、大変申し訳ありませんが、2月はお休みさせていただき、3月から復帰したいと思います

前回は2か月間という長期のお休みでしたので、ご希望の生徒さんは代講の先生によるレッスンを致しましたが、今回はピアノのメエンテナンスもありますので、大変勝手で申し訳ありませんが、2月は課題を出しますので自主練習ということでお休みさせていただければ…と思います(どうしてもレッスンをご希望の方は代講の先生によるレッスンを致します)。

なお、2月から塾等の年度が変わりますので、今までのレッスン時間にいらっしゃれない方は調整致しますので、早めにお申し出下さい(ご希望の日時にできない場合はご了承ください)。

私の勝手でごめんなさい。でも手術はこれで終わります

手術は痛いし、しばらくは身体も不自由になり厳しい日々になりますが、皆さんと一緒にこれからもたくさんピアノを弾きたいので頑張ります。

また、年末のレッスンは12月27日まで、年明けのレッスン開始は1月6日からになります。

各曜日の年末、年始のお手紙をお渡ししていますので、ぜひ、ご覧下さいね。

よろしくお願い申し上げます

佐藤美保子

折り紙

最近、レッスンの合間に折り紙を折っています。

緊張感の解放や、日々のストレス緩和、無心で折ることで集中すること、創造性なども育まれます。そして何より折っている時が楽しい、出来上がった時の満足感…タイムスリップのように童心にかえっています。

壁に貼った折り紙を子どもたちは目ざとく見つけて、「私も出来るよ!」と次々に折り紙を折っては持ってきてくれたり、宝物にしている大切な折り紙を分けてくれたり楽しさを共有しています。

子どもたちの出来は、私が子どもの時に折ったものとは格段とレベルが高く、小学生でもこんなに難しいものが折れるんだ~!と驚きます。

「先生は折り紙下手!だから私が折ってあげたよ。」とか「先生、今度教えてあげるよ!」とか日頃のピアノレッスンの反撃を受けています

でも、折り紙一つ一つは少しぐらい曲がっていても、端と端が合わなくっても、一生懸命に折った子どもたちの心がこもっているって感じます。

だから、私も心をこめて飾ります。

日々の煩雑さに追われる毎日、ちょっとした心の癒しは何気ないことでも得られるんですね。

レッスンでの待ち時間、一緒に折り紙、折りませんか?

自覚

小学生5年生のHちゃん、理科の時間に誤って熱湯が腕にかかり、病院へ。

病院にかけつけたお母様を見たHちゃんの第一声、「ピアノは弾けそうだよ!」

数日前に鉄棒から落ちたKちゃん、高い位置から地面に腕を強くぶつけたとのこと、痛そうに包帯を巻いてレッスンにやってきました。

私を見るなり「腕は痛くて荷物は持てないけど、指は動くよ!」とグー、チョキ、パーを返してみせるKちゃん

怪我したら直ぐにピアノ弾けるかなぁ?と指を動かす生徒さん、可愛いですね。

私も指や腕に痛みや不具合を感じたら、まず指を動かしてピアノが弾けるかの確認が当たり前になっています。

いつも自分はピアノと向かい合っているんだ!っていう自覚が自然に身についているって嬉しいです。

誰よりも自覚を持っているにもかかわらず、オッチョコチョイの私はいい歳になっても怪我が絶えません。

これは自覚より性格の問題?? 気をつけま~す!

なんか…おかしくないですか?

学校でITを用いた授業が盛んに行われるようになっている今日この頃、あるテレビで「最先端をいく学校教育」という番組を放映していました。

普段、ほとんどテレビを観ることがない私が偶然観たこの番組、先生が教室に入って授業が始まるやいなや「はい、パソコンをたち上げて!」と生徒に号令が…。

あれ?まず、起立!礼!着席!では…?私の時代は最初に挨拶から始まったものですが、今は違う?

それを取材しているレポーター、「そうですよね、まず、パソコンをたち上げるの一番大切ですよね!」??

なんで…?一番大切なのは、挨拶で、それからパソコンでしょう!?

ここでは、ピアノを習いに来て挨拶なしにいきなりピアノを弾く生徒は一人もいません。

必ずきちんとご挨拶!「おはようございます」「こんにちわ」「ありがとうございました」「さようなら」生徒さんも私もいつも一緒です  

どんなにピアノを上手に弾いても、ご挨拶ひとつ出来ないのは本当に気持ちのこもったピアノは弾けません。

表現がうまく表せない子どもでも、声が小さな子どもでも、時にわざと反抗的な態度をとる男の子でも、ご挨拶は人と人が関わりあっていく基本だから、一番大切に全員がご挨拶をしています。

ITより、人としての感謝の気持ちや尊敬の気持ち、嬉しさや楽しさの気持ちを大切にしたいですね

 

来年の発表会

2年に一度の発表会、ホールの予約は1年前に行われます。

来年の発表会のための会場抽選が一年前にあたる今日、行われました。

会場は音響もよい西東京市の「こもれびホール」。

開場前から多くの抽選に来る人たちが並び、少ない枠をめぐって、こりゃ、激戦だ~!

そんな中、45人が並ぶ確率1/45中、なんと第一希望日の12月21日全日を見事に引き当てることが出来ました!

3回続けて希望日の「こもれびホール」で発表会が出来るのは奇跡?!幸運?!

私は…抽選に漏れたら来年は発表会が出来ない? そんなわけにはいかないぞ!と風邪で咳がとまらないのを「なんのその!」朝の4時、まだ始発も通っていない時間に、タクシーで先着順で会場がとれる東久留米の成美文化会館に並びました

こちらも一番並びで希望日にホールをおさえることが出来ました。絶対、発表会をやりたい私の執念??

結果、来年の発表会は12月21日西東京市「こもれびホール」で行います!

この日のために多くの生徒さん、保護者の方のご協力を頂き、誠にありがとうございました。

華やかな発表会の裏にはたくさんの苦労があるんです

出演する生徒さんは、その裏の苦労をきちんと演奏することでお返ししましょう!

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