- 2013-12-05 (木) 12:29
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学校でITを用いた授業が盛んに行われるようになっている今日この頃、あるテレビで「最先端をいく学校教育」という番組を放映していました。
普段、ほとんどテレビを観ることがない私が偶然観たこの番組、先生が教室に入って授業が始まるやいなや「はい、パソコンをたち上げて!」と生徒に号令が…。
あれ?まず、起立!礼!着席!では…?私の時代は最初に挨拶から始まったものですが、今は違う?
それを取材しているレポーター、「そうですよね、まず、パソコンをたち上げるの一番大切ですよね!」??
なんで…?一番大切なのは、挨拶で、それからパソコンでしょう!?
ここでは、ピアノを習いに来て挨拶なしにいきなりピアノを弾く生徒は一人もいません。
必ずきちんとご挨拶!「おはようございます」「こんにちわ」「ありがとうございました」「さようなら」生徒さんも私もいつも一緒です
どんなにピアノを上手に弾いても、ご挨拶ひとつ出来ないのは本当に気持ちのこもったピアノは弾けません。
表現がうまく表せない子どもでも、声が小さな子どもでも、時にわざと反抗的な態度をとる男の子でも、ご挨拶は人と人が関わりあっていく基本だから、一番大切に全員がご挨拶をしています。
ITより、人としての感謝の気持ちや尊敬の気持ち、嬉しさや楽しさの気持ちを大切にしたいですね。