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2017-05

SNSで記憶が消える!

 前回の日誌で素読がよいことを書きましたが、SNS・スマホと学力の関係が明らかになってきました。

SNSやスマホを使えば使うほど学力が下がることが分かってきているようです。

また、SNSは人間ではなく人工知能を備えた機械が相手、人と人とのコミュンケーションが担保されていないのです。

今、現代人に欠かせない携帯電話(スマホ)、でもその裏にスマホから出る電磁放射線が「発がんの可能性がある」とWHOの国際がん研究機関が評価しています。

そして、電磁放射線が脳を貫く様子は大人より子どもの方が頭の深部まで貫くという結果も出ています。

「携帯電話普及率」に比例して「特別支援学級在籍者数」も増えていて、その中の「知的障害」、「情緒障害」も急上昇とのこと。

欧米では子どもに対する電磁放射線の危険性を国民に広く訴え、ロシアでは「16歳以下の子どもは携帯電話を使うべきではない」と勧告を出し、フランスでは12歳未満の子ども用携帯電話のすべての広告を禁止、無線LANについても、オーストラリア・ザルツブルク州では「州内すべての学校・保育園・幼稚園で無線LANコードレス電話の使用禁止」としています。

日本では電磁放射線の危険性を訴える報道はなく、子どもに携帯電話やスマホを持たせるCMがあふれています。

喫煙が身体に害を及ぼすため、「受動喫煙の害」が叫ばれているのに、「電磁放射線を浴びない権利」があってはよいのではないかと思います。

まだ未就学の小さいお子さんが、携帯画像に見入っておとなしくしていたり、ゲームに没頭する姿。ひと昔前は、絵本を読んだり、歌を歌ったり、折り紙折ったり、絵を描いたりで楽しんだものです。

電磁放射線以前に情操教育も含め、ちょっとした工夫で子どもを守っていきたいと願う私です。

素読のすすめ

本を黙読するのと、声を出して素読するのとでは、脳の働きに違いがあると言います。

黙読は文字を捉えて視覚で覚え、そこに書かれている意味を理解する一方、それを声に出すのは理解した文章の情報を音に変換する、口を動かす、息を出す、自分の声を耳で聞くといった二重、三重の機能が働くので、それだけでも脳活動は活発になるそうです。

記憶も声に出すことで、視覚、聴覚、運動情報を多く使うことが記憶に残りやすいことが実証されています。

そこで、私はピアノを弾く時、初めての曲の符読みをする時に、音符を声に出して読むこと、そして、音符を歌って弾くということを小さなお子さんとやっています。はじめは小さな声も次第に大きな声に変わり、音程もしっかりしてきます。そして、音符の読みも楽しくなります。

繰り返しやることで、符読みも早くなってきますね。大人の生徒さんもやってみましょう。

声に出すっていいことですね。

素読を早くやれば、頭の回転速度も上がり、記憶のトレーニングにもなり、さらに子どもは発達期に脳の器が大きくなるようです。

記憶力ばかりでなく、抑制力、創造力、論理的な思考力も伸びるそうです。

楽譜の素読、これって、子どもには脳の発達、大人には認知予防と最高かもしれませんね!

是非、皆さんも素読、音符の素読み、やってみてください。

 

命日と母の日

 一昨日5月12日は主人の命日でした。

亡くなってから3年が経ちました。早いものですね。毎日の看病がつい昨日のように思い出されます。

ピアノや音楽のこと、たくさん教えてくれて、たくさん助けてもらいました。新婚の頃は、生徒さんも多くはなったので、私のピアノで主人はフルートを吹いて発表会にも出ました。

今では噓のようですね。その頃の写真を見ると、感無量!

そして、今日は母の日。

昨日、レッスン終了後、生徒のR君とSちゃんから、カーネーションのプレゼントを。

私の可愛い息子と娘のサプライズプレゼントに感激した私。毎年母の日のにはカーネーションを贈って下さるR君とSちゃん、ありがとうね!

母の日から敬老の日に変わるのはそう遠くない!?

そして、今日は主人の墓参と母に会いに実家へ行ってきます。近くてもなかなか会えない母。それこそ、後何回母の日を祝えるのかなぁ…。

今日まで、たくさんの生徒さんと共にピアノに向かうことが出来るのは、主人と母のおかげ。いつまでも感謝の気持ちを忘れずに、その感謝を生徒さんに捧げたいと願う私です。

 

皆様、お願いいたします!

 すでに報道でご存知かと思いますが、JASRAC(日本著作権協会)が音楽教室を対象とする使用料規定案を策定し、文化庁に届け出ようとしています。

演奏著作権料が徴収されるようになれば、学習する楽曲の選択に影響が生じ、音楽を学ぼうとする全ての人たちにとって、幅広いジャンルの音楽に接する機会が減少してしまうだけでなく、著作権料が発生する楽曲を学ぼうとすればするほど、皆様に金銭的な負担がかかり、結果としてレッスン代値上げにつながってしまいます。

私は、生徒さんの負担をできる限り少なくしたいと、震災後電気代が値上げしても、諸物価が値上げしても、他の教室のレッスン代と比較して、レッスン代が安いと言われようとも、何十年もレッスン代を値上げしたことがありません。

今回、この著作権料において、「全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)」より演奏著作権料徴収反対の使用規定案取り下げ署名協力要請がありました。

この教室でもこの運動に協力し、皆様の署名をお願いしたいと思います。

すでに何人もの方々の署名を頂いておりますが6月10日必着ですの、ギリギリまで集めたいと思います。

18歳以上が対象ですので、皆様のご協力、お願い申し上げます。

 

 

 

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