- 2017-05-20 (土) 9:47
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本を黙読するのと、声を出して素読するのとでは、脳の働きに違いがあると言います。
黙読は文字を捉えて視覚で覚え、そこに書かれている意味を理解する一方、それを声に出すのは理解した文章の情報を音に変換する、口を動かす、息を出す、自分の声を耳で聞くといった二重、三重の機能が働くので、それだけでも脳活動は活発になるそうです。
記憶も声に出すことで、視覚、聴覚、運動情報を多く使うことが記憶に残りやすいことが実証されています。
そこで、私はピアノを弾く時、初めての曲の符読みをする時に、音符を声に出して読むこと、そして、音符を歌って弾くということを小さなお子さんとやっています。はじめは小さな声も次第に大きな声に変わり、音程もしっかりしてきます。そして、音符の読みも楽しくなります。
繰り返しやることで、符読みも早くなってきますね。大人の生徒さんもやってみましょう。
声に出すっていいことですね。
素読を早くやれば、頭の回転速度も上がり、記憶のトレーニングにもなり、さらに子どもは発達期に脳の器が大きくなるようです。
記憶力ばかりでなく、抑制力、創造力、論理的な思考力も伸びるそうです。
楽譜の素読、これって、子どもには脳の発達、大人には認知予防と最高かもしれませんね!
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