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2013-06

夏風邪と家アリとショパンのワルツ

先週から家の中に蟻がゾロゾロ出現し、台所、リビング、テーブル等々いたるところで運動会を始めていました。こりゃ、大変!殺虫剤を振りまいても蟻はひるむこともなく、また翌日から元気に運動会を始めるではありませんか。蟻の挑戦を受けて立て!とばかり蟻退治に精出す私を待っているかのごとく扁桃腺が腫れてきて、なんとなく身体がだるい昨日、熱を計ると体温計はみるみる上昇し38.8℃になっていました。レッスンは出来そうになく、無念のお休みをいただくことに…。

そんな中、今年「ショパン国際コンクールinアジア」に参加する二人の生徒さんの課題曲のワルツのメロディーが頭から離れず、1.2.3…ウンチャッチャと蟻のゾロゾロと、高熱のハーハー、ヒーヒーが重なり合って頭の中は半ば半狂乱になってしまい、すっかりうなされた昨夜でした

今朝は幾分熱は下がったものの、まだまだ食欲はありませんが、ここでへたるわけにはいかない!と病体?老体?にムチ打って今日も頑張る私です。

歩けない?!&バッハのコラール

退院して一か月検診の今日、レントゲン写真の結果もよく、いよいよ家の中は松葉づえなしの許可が出ました。さあ、これから思う存分歩くぞ!と思いきや、足が出ない?!

約三か月ぶりの歩行に歩き方を忘れた??

可動域の狭くなっている術足、動かしていない筋肉が凝り固まっている術足、不安?恐怖?痛み?

色々なことが重なって歩けないのです。

さぁ、どうしよう???

手術してから今まで動けないことのストレスが頂点に達している今、今度は歩行ができないなんて…。

また、今日から新たなる厳しいリハビリに挑むしかありません。

今はピアノだけが今までと同じに練習できる一番の味方。心の友を失っていないことの喜びが今の自分を支えています。

なのでこんな時こそ心穏やかな曲を弾きたい!とバッハのコラール(ブゾーニ編)に挑戦することにしました

少しずつ少しずつ前進します。ピアノも歩行もね。まだまだくじけない私です。

一週間のレッスンを終えて…

退院してから一週間のレッスンが終わり、子どもたち全員の顔を見ることが出来ました。

二か月近く会わなかっただけなのに、子どもたちは皆大きくなっていて驚きました。そして、口々に「先生!退院おめでとう!」とお手紙や手に花束を抱えてくる子どもたち、中には手作りのクッキーやケーキを焼いてくる女の子も…。

「私の帰りを待っていてくれてありがとう!」って心から一人一人を抱きしめたくなりました。

待っていてくれる人がいるから辛い手術も頑張れた!

今はきちんと歩けることを最初の目標にしてリハビリに励んでいますが、こんなに可愛い生徒さんたちが支えてくれていると思うと「一人じゃない!頑張らないと!」って毎日のリハビリに熱が入ります。

支えるってこういうこと、励ましあうってこんなこと、助け合うっていいことですね。

何も難しいことじゃない、たったひと言で十分なんです

子どもたちに多くのことを教えられ、励まされ、さらに日々リハビリにピアノに精進する私です。ありがとう!

あ、あ、足が…!

レッスンを開始した土曜日の夜、何だか手術した足がおかしい…??

足の感覚がなく、鉛のようになっている!一体どうしたのかとズボンをまくって足をのぞくと、な、な、なんと私の足が象のように浮腫んでいるではありませんか!

どうしたんだろう?!とあわてて、焦りまくる私

直ぐに友人の物知りドクターに聞いてみると、「手術した足は血行が悪くなっているので、長時間同じ姿勢でいると足が浮腫んでしまうんですよ!」との回答。

そうか~、今日はレッスン初日ではりきって朝9時から夜9時まで長時間同じ姿勢でレッスンしていたんだ~。これだけ浮腫むと途中で気が付くらしいんですが、夢中でレッスンしていた私は気が付いたのがレッスンがすべて終了した時でした

これからもこのような症状は出てくるので、出来るだけ足は高く上げて血行を良くするよう指示されました。そこで、レッスン中でも時々補助いすに足を乗せて血流をよくすることにしました。

お行儀が悪く見えますがごめんなさい!足が安定する少しの間、時々見せるこの姿勢に勘弁してください。その代り絶好調の指とお口でレッスンは今まで以上にバリバリやらせていただきます。

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