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2013-09

選択の正否

私は来年の1月にもう片方の股関節手術をします。

股関節手術は半端なく大変です。何が大変かって、手術ですから痛いのは当然ですが、入院期間の長さ、車いすでの絶対安静期間の長さ、寝返りをしてはいけない辛い期間の長さ、脚が動けるようになるまでの長さ、そして、元のように回復するまでの長さは半年以上経った今でも不自由なため、いつ期待する回復が出来るかどうかも分かりません。

そんな中、もう片脚手術をするべきかどうか賛否両論の意見をたくさん頂きました。

「スポーツさえしなければ、日常生活に支障をきたすほど悪くはならないから、おとなしく生活すればいい」、「身体にメスを入れることはもう100%の回復はないのだから、どこまで回復するか分からない手術はやめたほうがいい」、「違う方法で治すことも考えるべき」等々反対意見が圧倒的に多い中、それでも 私は「元通りの元気な脚で走りたい!」に賭けることで手術することを決意しました。

真っ当な考えの人は「片方の脚の手術で回復できたらもう片方の脚を手術する」、とか「もう少し時間をおいて様子をみて決める」とか考えるのが普通ですよね。

手術して半年しか経ってないし、未だまともには回復してない…。でも、何が正しい選択かどうか、そして、それは何によって決まるんだろう?って考えると答えは分かりません

ただ、人生には戻れない日々があって、その時しか感じられない思いを今は一番大切にしたい…という気持ちが手術に向かわせました。

もし、もし…、期待していたような回復がなかったとしても、「人生は何とかなる!」って思っています。

人生は何とかなっても、ピアノは何とかならないからやっぱり練習しかないなぁ…。

頑張ろう!凡人の私がピアノと向き合えるのは練習しかないのだから~。

 

 

 

リフォームしま~す!

体力作りや健康増進のために、また老後の快適生活を目指して、二階のトレーニングルームにエアロバイク等々を設置することにしました。

そのため、狭い我家を少し拡げる工事を来月15日から約2週間かけて行います。

危ない壁の解体工事やドリルなどを使った騒音が出る日にはレッスンを五週目に振替などしてお休みさせていただき、生徒さんの安全確保や不快感を防ぎたいと思いますので、ご協力よろしくお願い致します

工事にあたり、クローゼット部分を解体するため、たくさんの洋服を処分しました。

高価な服でもほとんど袖を通してないもの、思い出のあるもの、頂いたもの等々処分するにはなかなか決心がつかない服など、たくさんありましたが、結局残ったものは一番身軽で着やすいスポーツ系のものばかりでした。

そういえばちょっと前に生徒さんから「先生っていつもテニスのウエアばかり着ているね。」なんて言われましたっけ…。

考えてみれば私はレッスンの時も寝る時もトレーニングも外出も全部テニスのウエアだ~!

最近のテニスウエアはおしゃれな物や可愛い物が多いので、生徒の皆さんの前では見苦しくないように着飾りますね(?)

洋服より中身だ~!体力だ~!筋トレだ~!を目指して今日もテニスウエア姿で頑張る私です

腱鞘炎?まさか…?!

2、3日前から右手親指の付け根あたりが痛い?

特にアルペジオを弾く時に親指をくぐらせると激痛。これって腱鞘炎?

ずっと以前に2回、同じ親指が腱鞘炎になったことがありますが、その時は日常生活にも支障をきたし、包丁を持つこともドアノブを回すこともできませんでした。その時、お医者さんから言われたことは「絶対安静!動かしてはだめだよ!」

来月、大人の発表会をひかえ、これから一番追い込み練習をしなければいけない時に安静なんてありえない。こりゃ、大変だ~!

まだ日常生活に支障がない今のうちに治さねば…。

過去、腱鞘炎になった時は学生の時で、ちょうど試験前、その次はやはり発表会前でした。

ピアノ練習をやりながらも回復に向けて、今後は慎重に練習していきます。

これからは親指の筋トレも必至?

 

 

4歳児のピアノレッスン

以前から9月になったら、ピアノを習いたいとご希望する4歳児のお子さんが4名いらっしゃいました。

この年齢は個人差がすごくあって、同じ年少、年中さんでも4月生まれと3月生まれでは生まれた月によっても全然違うんですね。

レッスン開始にあたり全員に体験レッスンをしていただきましたが、身体が小さなお子さんは指が未分化なため、指を伸ばしきって弾いたり、無理やり鍵盤を叩いたり、ピアノを弾く行為そのものが難しいのです。

この時期はピアノを弾く、ということよりも、音感をつける、歌ったり踊ったり手を叩いてリズムをとる等々…音楽に親しんだ方がいいのではないかと思います

私はピアノが専門で幼児教育が専門ではないため、こういったリトミック的なことが得意ではありません。

このようなことはお家でお父様、お母様がお子さんと一緒にできることなので、今回はずば抜けて身体が大きく指がしっかりていたお子さん1名以外は、皆さんあと半年待っていただいて、改めてピアノのレッスンに来ていただくようお願いしました。

その代わり、ピアノが弾ける指に成長した時は、しっかり教えますよ!特に初期の教育は大切なので、きちんと教えていきたいと思います!

今回、ご理解頂き来春まで待ってくださる方々、ありがとうございます

半年後、成長したお子さんに会うのを楽しみにしています!

走る!…走れない!?

股関節手術をしてちょうど半年が経ちました。大好きなテニスは一か月前から徐々に開始していますが、痛みや怖さが先に立ち、思うように走ることが出来ません。

これでは思ったようなテニスが出来ない、走ることだけを集中的にトレーニングしよう!と、ランニングを開始しました。

近くの公園の一周600メートルのトラックを5週走ることを目標にトレーニング開始!

うん、思ったより走れるじゃん!なんて調子に乗りながら二日目が経過した日から早くも夜中に脚がつり始めました。痛い!痛い!痛みがおさまると今度は逆脚がつり始め、安眠どころか一晩中寝られない…。

まぁ、今までしていなかったことだから仕方ないかぁ…と能天気にランニング続行してさらに三日目、今度は術足が浮腫み始めました。

これって、やばい??

夜中の両脚のつりは続くばかり、それでも続行四日目、ついに術脚は完全に前に出なくなり、逆脚は前脛骨筋が痛み出しました。

目標の5日をやり終えて、私の脚はまだ走れる状態ではない…と悔しながら自分で結論を出しました。

いつになったら走れるのかなぁ…?もう手術して半年も経つのに…。

悔しさと焦りと少し走ることをお休みする安堵に、もっと早く諦めることが出来たら私の人生はずっと気楽に生きられるのになぁ…、と自分の性格を恨み出す始末…。

でも、どんなに痛い目にあっても、結果が分かっていても、自分が納得できないと結論は出したくない、もしかしたら奇跡が…なんてこともあるかもしれないと、どこまでも能天気で諦めの悪い私、逃げたくない私、もっと要領よく生きたくても出来ない私…。

こんな性格は一生治らないだろうなぁ…、そんな自分に愛想をつかしながらも「頑張れ!」っていつも自分にエールを送る私です

ピアノと三味線のアンサンブル

   私は今まで色々な楽器とのアンサンブルや伴奏をしてきました。

フルート、チェロ、バイオリン、チューバ、ユーフォニューム、クラリネット等々…。

今回初めて、歌手の城 南海(きずきみなみ)ちゃんの弾く三味線でアンサンブルを共演させていただきました。

ピアノの西洋楽器と三味線の和楽器、本当に合うのかしら…??
当初は不安げな私でしたが、演奏が始まるとなんとピアノと三味線から奏でる音色は時代を超えて素晴らしいものになりました。

さらに南海ちゃんの歌声も入り何とも言えない美しい響きになりました

こんな素敵な時間を与えてくださった南海ちゃん、ありがとう!

そして機会があったら、皆さんにも是非聞いてほしいなぁ…と願う私です。

 

本音と泣きごと

私は泣き言が好きではありません。

家族にも友達にも、もちろんピアノの生徒さんにも…。「先生は毎日元気で何でも前向き挑戦しているね!」っていつも生徒さんに言われます。

…なんて言うとすごく恰好よく思われますが、本当はすごく弱虫で泣き虫です。

私は元々両方の股関節が悪いため、最近は手術をした脚が快方に向かう反面、逆の脚が痛くなり、調子が悪くなっています。

筋トレのおかげで、手術後の回復は目覚ましいものがありましたが、手術脚回復の筋トレをやると、これから手術をする逆の脚が痛くなり、でも、来年の手術の回復を早めるためにも筋トレは必要で、バランスをとりながらのトレーニングが今後のカギとなっている今日この頃、私の脚は悲鳴を上げ始めました。

痛い!痛い!痛い!

それでも、毎日の筋トレを頑張り、毎日両足に湿布を張り、時には痛み止めの薬を飲んだりしながらも「来年の手術も頑張りま~す!」なんて元気な姿をふるまう私ですが、本当に辛くなると本音の弱さを全部、ぜ~んぶ話したくなります。

「痛い!痛い!どうにか治して!」「手術なんか二度としたくない!」「もうこんなきつい筋トレなんかやりたくない!」…。

私はそんな泣き言を毎回治療の度に西所沢接骨院のニシトコ先生にぶつけています

毎回聞かされる先生は、たまったものではないとわかっていますが、唯一本音を吐ける先生に気持ちをぶつけることで、明日からまた頑張ってトレーニングしよう!っていう気持ちになるんです。先生、ごめんなさい!

ピアノを教えていると、子どもたちは全部本音でぶつかってきます。なので、こちらも本音でぶつかり合いますが、大人の生徒さんは なかなか本音を言わないことがあります。本音が言えるって、よほどの信頼がないと言えることではないんですね。

それでも、ピアノ以外での悩みや家庭のこと、仕事のことなど話す生徒さんもたくさんいて、ピアノだけでない人間的なおつきあいを感じています。

私の泣き言をいつも受け止めてくださるニシトコ先生のように、私も生徒さんの本音や泣き言を受け止めますよ。

大丈夫!多くの痛みが強い人間になることを教えてくれました。

本音と泣き言に挑戦しながら毎日必死に痛みと戦っている私です。

 

 

連弾は楽しい!

9月になりました。

来月行われる大人の発表会に出演する大人の生徒さんの練習も次第に熱が入ってきました。

今回もソロの他に合唱や連弾など、盛りだくさんの内容に当日が待ち遠しい今日この頃です。

私はソロ演奏の他に、けいちゃんとモシュコフスキー作曲の「スパニッシュダンス」と、真代ちゃんとモーツァルト「トルコマーチ・ダイナマイト」の連弾に出ま~す!

先月から連弾の練習に入り、二人で息を合わせて弾くことの難しさを実感していますが、連弾は楽しい!

一人では奏でられない音色や二人で弾くとこんな曲になるんだ~!なんて今までの一人練習からは思ってもいないメロディーに、新たな感動を覚えています。

ピアノの練習って、いつも一人でただただ黙々と何時間も暗く(?)練習していますが、連弾やアンサンブルは華やかですね。

ちょっとしたことで、すぐに騒ぎ出す私の手術した脚よ!ソロ演奏と共に連弾も弾ききることが出来るよう、静かに見守ってね。

来月の発表会に向けて、生徒の皆さんと頑張る私です!

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