- 2013-12-20 (金) 7:56
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9月からこの教室でピアノを習い始めた小学校1年生のR君、以前は優しい(?)先生に習っていたせいか、おっとり、ゆっくり、じっくり(?)ピアノを弾いていたようでした。
小学生って成長力がすごくて、大人が出来そうにない?って思ったことでも、グングン吸収していく能力を持っているんですよね。その時期に出来ることをガンガンやっておけば、みるみる上達するんです。
R君はレッスンや練習のペースがゆっくりだったので、多くの能力が発揮出来ず、くすぶっている感じがしました。
このままでは、伸びるものも伸びない!? そこで、特別なことではなく、この教室に通っている小学校1年生と同じペースでピアノを練習させてみよう!と思いました。
彼にとってみたら、今までのペースと全然違う早さや、量的にも多いことで最初はかなり戸惑い、疲れ果てていました。
それでも、今までの状況を絶対に乗り越えられる!って確信があったので、私も妥協せず毎週毎週のレッスンを彼の限界ギリギリまで追い込みました。私は鬼?
わずか、3か月半たった今、R君は指の力も強くなり、音符の読みを早くなってきました。自信がついてきたのか、レッスン中にも笑顔が出てきました。
そういえば、ほかのお教室から移ってこられたAちゃん、ピアノは弾くのに音符が読めません。なんと楽譜には先生がカナをふっていました。即、カナふりを止めさせ、ひたすら音符の読みを教えるレッスン、Aちゃんはかなり苦痛だったと思います。
耳で聞く耳コピーは限界があります。幼児期には必要でも、クラシックの音楽はいかに楽譜に忠実に作曲家の意図をくみ取るかが基本になっていますので、音符が読めないのは論外です。
幼少期に自然体の中で一つひとつ音符を教えいくと、子どもはゲーム感覚であっという間に音符を覚えます。
今では、すらすら楽譜が読めるAちゃん、R君もすぐにできるようになりますよ!
毎週、電車に乗って一人で通ってくるR君の努力はこれからも続きますが、半年後の成長が目に見える! その時は二人で笑いましょう!
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