- 2018-05-26 (土) 19:33
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小学校高学年のMちゃん、基礎的なやさしい楽譜なのに、なかなかうまく弾けない。
何度弾いて同じ個所を間違える、ミスタッチ多い。
弾けないのではなく、明らかに練習が足りない。
「10回弾いてやっと弾けました!ではなく1回目できちんと弾かないと…。もっと練習しよう!」と言う私。
「先生、この楽譜やる気出ないんです。もっとちゃんとした曲が弾きたい!」
ちゃんとした曲?この曲だって立派にちゃんとした曲だよ。それも基礎のやさしい曲なのに…。
きっと耳慣れた有名な曲が弾きたいのだろうけど、この小学校低学年でも弾けるこの曲が弾けないのに、希望する〇〇の曲が弾けるとは思えない。
ピアノは一つ一つの積み重ね、地道な練習を続けて上達する。
確かに曲の好みでやる気が起きる曲や、反対にやる気がなくなる曲もあるだろうけど、この程度の曲も弾けなくて希望する曲が弾けるの?
それでもやる気が起きないなら、弾きたい曲やってきていいよ!と最大に譲歩する私。
その代わり、自分で決めた曲、弾きたいといった曲なのだから今までのようなダラダラした弾き方は容赦しない、きちんと弾こう!とこちらも条件付き。
そこまで言うなら弾いてもらいましょう。
でも、やる気が出る、出ないはまだ10年は早いよ。たくさん練習した人が言うセリフなら分かるけど、明らかに毎回の練習足りないもの。
どこまで弾いてくるか?!次回のレッスンが楽しみだ。
でも、内心基礎練習が出来ていなのに、きちんと弾くなんてありえない。
「きちんと弾く」ってどういうことか考えるよい機会かもしれませんね。
こんな日々のレッスンの中でも子どもの成長を願う私です。