- 2018-01-11 (木) 7:06
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今年音大を受験するKさん。受験を決めてからのスタートが遅かったため、すべてが間に合わない。
それでも、最後まで頑張ろう!と私の鬼特訓が始まって8か月。
そんな中、昨年末の冬期講習に参加させて、大学の先生にピアノレッスンを…。
「あなたの先生は厳しいでしょ?」と担当のピアノの先生に言われた私の生徒。
「あなたは緊張しきってピアノを弾いている。もっと楽しく弾いて!」とのコメントを…。
ほとんどピアノが弾けなかった彼女を受験レベルまでもっていくのは並大抵ではない。それでも合格させたいと私の思いでレッスンは厳しく、鬼にもなる。
楽しく弾く余裕はなく、ひたすら練習、練習。
そうか~、もしかしたら彼女は私に怒られないように緊張してピアノを弾いていたのかなぁ…。
真に楽しく弾くって難しい。なぜか?弾けないと楽しくないからです。弾けなければ楽しくないし、楽しく弾くようになるには時には涙もあるし、苦しい時もある。
それを乗り越えて弾けるようになった時、初めて本当の楽しさがわかる。
受験まで後わずか…。何とか受験生らしくなってきた彼女に、残された日々は楽しく弾くことを教えよう。
私は練習が好き。楽しいって思って練習している意識はないけど、毎日必ず練習するのは、楽しいんだろうなぁ~。それにはやっぱり練習しかない。