- 2012-05-03 (木) 21:05
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テニススクールで友達になった米国のローガンは二十歳の男の子。GWにテニスの約束をしましたが、あいにく今日は朝からの大雨でテニスは中止。そこで一緒にランチをとることにしましたが、はて?何がいいのかな?アメリカの男の子、ボリュームたっぷりのステーキ?パスタやピザのイタリアン?
そうだ、パスタが美味しい専門店があったけ?早速予約をいれて、スタンバイ!
ところが、彼はパスタより日本食がいいとのことで、結局お寿司を買い、私がメロ魚を煮付け、はたはた魚を唐揚げにして、味噌汁を作り、家庭料理を満喫(?)してもらいました。
我が家のレッスン室を見て、彼はすかさず「ショパンの雨だれの前奏曲が一番好きだ!」と自前のipodに入れてある曲をきかせてくれました。
今日は大雨の一日。こんな日にピタリの雨だれの前奏曲に私も思わずピアノの前で演奏を披露。テニスや日本食の話題からクラシック音楽の話題に一転し、思わぬ楽しいひとときを過ごすことができました。
私は仕事がら、周りには音楽好きな人がたくさんいますが、仕事以外でクラシック音楽をすぐに話す若い男性って珍しいです。でも、外国では日本の若い男性がAKBとか話す感覚と同じようにクラシック音楽の話をすることに、やはりクラシック音楽って西洋音楽なんだ~と感じました。彼の話からクラシック音楽って日常生活に当たり前のようにはびこっているんです。
ショパンの雨だれ前奏曲のおかげで、喋ることのできない英会話に四苦八苦し、なかなか壁を崩せなかった私が、昔からのお友達?母親?のような親しい間柄に転身してしまいました。
やっぱり音楽っていいなぁ~。そして、相手の好きな曲を練習なしで弾けた偶然に感謝!
各地で被害をもたらした今日の大雨でしたが、私には忘れられない雨だれの一日になりました。
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