- 2014-06-19 (木) 6:02
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レッスンをしていて何度も同じ注意をしているのに全然直らない生徒さん…。どうしてだろう?
そんな時、ふと生徒さんの顔を見ると楽譜を見ていない、違うところを見ている、または目は楽譜を見ていても心・気持ちは違うことを見ている、考えている…、要は集中していないのです。
幼児を教えるときは必ず今弾いている楽譜の音符をひとつ一つ指さしながら子どもの注意や意識をそこに集中させます。または声に出して音符を歌わせながら弾かせる、この効果は抜群!
東大に合格した人は本を読む時、読んでいる箇所を指で追っていく、声に出して読むなどする人が多いと聞きました。
長い時間集中させることは難しいですが、今、この時だけでも一点をそこだけに集中させればみるみる弾けるようになります。
でも、小学校の高学年になるとさすがにそこまでは出来ない。自分で楽譜を見て弾こう!とできるだけ自力で楽譜に集中させます。
個人差はありますが、ピアノがうまく弾けるようになる!はどれだけ集中できるか…の要素が強いように思います。
子どもがゲームなど好きなことはずっと集中して出来るのに、なかなかピアノを弾くことに長い時間集中出来ないのは面白くないから…?
いやいや、すぐにその場で楽しくなるゲームより、難しくてなかなか弾けないけど練習して練習して弾けるようになった時の喜び、楽しさは、なににも代えることできない自分の蓄積。
本当の楽しさを教えたい!それはそんなに簡単には手に入らないけど貴重な自分への遺産だよ!集中するって難しい、でも私とのレッスン時間は集中させまっせ!
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