- 2020-12-13 (日) 7:18
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子どもの生徒さんはピアノの他に習い事や塾などに通う子どもがほとんどですが、最近は塾等でピアノを辞めてしまう子どもが目立ちます。
受験でいっときお休みする生徒さんは、受験が終わると戻ってきますが、「受験が終わったらまたピアノを再開します」と小学校の半ばくらいからお休みする
生徒さんに戻ってきた子はいません。
ブランクが長いと、せっかく覚えた音符も忘れてしまうし、もう気持ちがピアノに向かわないんでしょうね。
小学生はピアノに限らず何でも吸収するのが早いから、練習すればどんどん伸びるし、小学校が終わっても続けていると、大人になっても楽しめる。
ここで辞めたら今までやってきたことがもったいない気がします。
中学生になると、合唱コンクールの伴奏などほとんどの生徒さんはピアノを弾いているし、決まった教材以外に好きな曲を弾いてもらっているので、
楽しみはさらに増えます。
やっと音符を覚えて、これから!って言う時にピアノは塾の代替え?となってしまうのは悲しい。
音楽は勉強と違い、情操教育にもなるし、今はスマホだのゲームだのと感性が育たない環境が多い中ではそれこそ大切だと思いますが、公文は1教科7,000円だし、
塾も教科や時間が増えるとお金もかかるから経済的にピアノが犠牲になってしまうのは仕方ないのかなぁ?
大人の生徒さんは、「子どもの時にもっと続けていれば良かったと!」と多くの方が言っています。
一つのことを続けるって大変だけど、大人になっても楽しんで続けられること、少しずつでもいいから子どもの時から身につけたいですね。
一生の財産になりますよ。