- 2023-07-28 (金) 14:48
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今まで、なん十回も発表会開催は経験していますが、今年ほど大変?厳しい?辛い?ことはありませんでした。
曲を決めたのは4月以降でしたが、一生懸命練習し、コンスタントに上達する子もいれば、なかなか練習に身が入らない?
一向に弾けるようにならない子等、個人差がある中、叱咤激励しながらレッスンを進めて行きました。
ところが、6月末にはプログラムを作らなければならないのに、発表会に合うの!?
本当に出るの? 弾けるの? の子ども達がいて、なかなかプログラムが出来ませんでした。
それでも、期限までに作らなければ間に合わないと配布出来るようにまでこぎついたものの、やはり連弾は間に合わない!と
辞退する生徒さんも出て、作り直しを余儀なくさせられたり、余裕のある子に連弾をお願いしたりしました。
この頃から、夜になると「あの子は弾けるかなぁ?」「あの子は間違って練習してないかなぁ」「連弾は弾けるのかなぁ」等々
その日のレッスン状況が夢に出て目が覚め、発表会までの2ヶ月は午前3時に起きて、完全に不眠症に陥りました。
体重も2ヶ月で3キロ減り、保護者からのクレーム等も重なり、発表会は止めたくなりました。
それでも7月になると、さすがに子ども達は私に鼓舞され、頑張るようになり、暗譜も一週間でしたり、今まで弾けなかった所がスムーズ
に弾けるようになり、子ども達のすごさを感じました。
日程がなかなか合わず、合わせ練習は苦労しましたが、2回の合わせで順応性の高い子ども達は初対面でもすっかり仲良くなり、
2回目で合うようになっていきました。
本番3日前、さらに前日に体調不良で欠席の連絡があり、私は連弾はどうしよう?とかなり焦りましたが、もう他の子に頼む日数がなく、
私が弾く事にしました。
私は当日、舞台袖で待機し、全員の背中を押して舞台に送り出しました。
普段弾けてないのに、本番ではミスなく弾いたり、逆に普段弾けているのに緊張で弾けなかったりとドキドキ,ハラハラはあったものの、
皆、頑張りました。
終わってから、多くの保護者の方々に発表会開催の感謝のメールを頂き、苦労はしたけど2年に一度ですが、発表会は必要だと思いました。
発表会はお祭りではなく、聴きに来てお客様に練習した日々の練習の成果を聴いてもらう最高の舞台。
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