- 2014-11-16 (日) 22:52
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9月から発表会の練習に入り早くも2か月半、来月には本番が待っています。
そんな中、何度も何度も何度も毎回同じことを注意しても一向に直ってこないTちゃん、レッスンは進まずこの曲は無理?
ついに堪忍袋(?)の尾が切れた私は「こんなに同じこと注意されても直せないなら、もっとやさしい曲に変えよう!」と曲目変更を言い渡しました。それでも「どうしても弾きたい!」の言葉に何度もチャンスを与えてきましたが、直る様子は見えてきません。
お母様からの「毎日一時間以上練習しています」のメールになぜ弾けないの?
子どもはひとり一人違うからTちゃんにはもっと時間をかけてレッスンしなくてはならないかも…。
そこで、日曜特訓を行うことにしました。
レッスン中も「喝!」「喝!」「喝!」は絶え間なく、う~ん、もう限界か~?
と、凹みかけた矢先、Tちゃんが少しずつ弾けるようになってきました。この機会を逃してたまるものか!
さらに何度も何度も同じところを弾かせて、弾けなかったところを繋ぎ合わせようやく曲らしくなってきた時、Tちゃんはポロポロ涙を流していました。
泣いている時間なんかはない、でも、この涙って何?? 私の喝の入れ過ぎ?
厳しすぎたことへの反省で、私は心の中で「泣かせてごめんね」と謝りました。
レッスンが終わりTちゃんが帰ってから間もなくお母様から「前より弾けるようになった!って嬉し涙出して泣いてます」ってメールが届きました。
懸命にピアノを弾きながらこぼしていたあの涙は、前より弾けるようになったことの嬉し涙だったとは…。
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