- 2018-02-23 (金) 19:48
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レッスンをしていて、上手に弾いているのに、ある部分だけがうまく弾けない…。
それ以外は綺麗に弾いている。でもそのたった4小節が出来ない。その個所はこの曲の中では絶対に妥協できない大事な所。
そこが出来ないために、〇があげられない。
本人も苦手だと分かっている。練習すれば弾けるようになることも…。
何度も教えて練習するように言っても、難しいのか、嫌いなのかその個所になると立ち止まる。
こうなったら、弾けるようになるまで何度でもやるしかない。
「はい、もう一回」「はい、もう一回」の連続で私も一緒に付き合う。なかなか弾けないのか、悔しいのか、嫌になったのか泣き出した小学生の生徒さん。
それでも、私は見て見ぬふりで「はい、もう一回!」鬼?
ついに30分のレッスンはその4小節で終わってしまった…。
でも、やっと最後に弾けるようになった時、私は心の中で「やった~!」と叫んでいたけど、泣いている生徒さんには「やればできるじゃん!泣かないんだよ!」と
何事もなかったにように平然と…。
今週は三人の生徒さんがレッスン中に弾けなくて泣いていたけど、最後に弾き終えた後の顔は最高に輝いて泣き笑いしていた。
思わず抱きしめたくなるのを抑えて「今日の気持ちを忘れないでね!」とウルウルを隠しながら思わず笑顔になる私です。