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寄り添う

小学校高学年のKさん、なかなか練習に身が入らない。

塾やお稽古事で多忙な毎日。そんな忙しい中、でも少しずつでも練習してくる子どもはたくさんいる。

楽譜の冊数を減らしてみたり、好きな曲を弾かせてみたりと、こちらもどうやったらピアノ向き合えるかを考える毎日。

私が小さい時に習っていた先生なら、「やる気がないなら辞めなさい!」のひと言て終わり。

さすがに練習してこない日が続くと、こちらもイライラして同じ言葉を言いたくなる。

練習してこないと、「レッスンは練習するところではなく、練習してきたことを見せる所だよ。すでに何度も教えているでしょ?!」と突き放していたけど、一人での練習が

出来ないのに、家で一人で出来るはずもない…。

そう思った私はその日からKさんの横にピッタリくっついてスキンシップを感じながらのレッスン。

前に教えた所もまた根気よく教え直す。

そんなこんなを続けていくうちに、今までうつむきがちに弾いていたKさんの顔に笑顔が見えてきました。

時には突き放すことがあってもいいけど、高学年でもずっと寄り添ってのベッタリレッスンもその時、その子が要求しているのであれば、必要なんだと再確認した私。

今は小学校低学年でも反抗期の子どもたち。それでもまだまだ子ども、いいでしょう、反抗されればされるほどくっついてやる~!

教える難しさをつくづく感じるけど、でもやっぱり子どもは可愛い!で、その気持ちがあれば、何でも出来そうな私です。

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