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オバサンは怒っている!

 今日はレッスン日誌に関係なく、私が怒っていることを先生ではなく、オバサン目線で書かせ頂きます。

小学生5年生のA君、家庭科の授業で調理実習をしたとのこと。

でも、作ったご飯等は箸もつけず、全て捨ててしまったと言っていたので、「なぜ?」と聞くとコロナ感染のためだと言う。

調理実習は、作る過程も大事だけど、自分たちが作った料理がどんな味なのか、美味しかったのか、不味かったのか、そして皆で感想を言いながら食べることが

大切で、それが楽しく、次回からはもっとこうしよう!とか、うまく出来たね!など反省し、そして最後の後片付けまでが調理でしょう。

今はお喋りしながらの食事は出来ないにしても、食べ終わってから感想を言わないと、自分たちがどんな味のものを作ったか分からない。

食べ物を箸もつけずに捨てるってどういうこと!?

世界中には食べたくても食べられない、貧困の痩せ細った子どもたちがたくさんいるのに、食べ物を粗末にしていいわけ?

そして、A君は「次の時間も作った物を捨てるんだろうなぁ~」と言っていました。

作った喜びより、コロナだから捨てる…という思いしかないし、それが当たり前になると思うことが恐ろしい。

別な学校の5年生のSちゃんは調理実習が無くなったと言っていたけど、それならまだ許せる。

捨てるぐらいなら最初から作るな~!

ただ、「コロナだから捨てた!」というだけで、なぜコロナだと捨てなければならないのか、なにがダメだから捨てるのか、作った物を捨てない方法等

きちんと考え、説明すべきで、子どもがなぜ捨てるのか

という把握が出来るような具体的な説明は何もないと言っていた。

私が子どもの時、「米一粒でも残すと目がつぶれる、お百姓さんに感謝して残さず食べなさい!」と言われて育った。

子ども達にコロナだから捨てていい!なんて学校教育じゃない。

家庭科の授業で調理が二学期の課程にあったとしても、作りゃいいっていうものじゃないでしょう!

その日のレッスンはピアノは半分の時間も出来なかったけど、A君と共に考え、日頃無口な彼も考えを言って、とても大切な有意義な時間が持てました。

こんな時だからこそ、もっともっと色々なことを真剣に考えながら生きていきたい。

オバサンはとても怒っています。

 

悪しからず…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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