- 2021-07-27 (火) 19:04
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コロナ禍で間際に緊急事態宣言が出た時は、どうなるかと思いましたが、オリンピックだってやるんだし、生徒さん達も一生懸命練習したんだし、
学校行事が次々に中止になったりで、子ども達の心の行き場が無くなってしまう…なので、今回は絶対にやろう!と強く心に決めました。
やるからには多くの人達にも聴いてほしいし、ワクチンを終えた巣ごもりしていたお爺ちゃん、お婆ちゃんが楽しみにしていると聞いて、常識の範囲内で
マスクの着用や消毒、喚起など十分な注意の元、生徒の皆さんは一人の欠席者もなく、実に堂々とソロも連弾も演奏してくれました。
発表会の練習が始まってから、思うように練習が進まない生徒にイライラしたり、準備に手落ちがないか、私も連弾3曲を弾けるか…等々発表会が近づくにつれて
精神的に厳しい日が続き、今月に入って体重が4キロも減り寝られない日々が続きました。
でも、今まで弾けなかった子ども達が、次々弾けるようになってくると、私も頑張らないと…と逆に励まされるようになりました。
普段より上手く弾けた子、緊張で失敗する子など様々でしたが、発表会を通して子ども達の成長の姿を目の当たりにして、今までの苦しさが吹っ飛びました。
そして、無事に終えた時は感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ピアノはこれで終わり…がありません。
苦しい練習の後、本当の楽しさが分かってきます。そして練習すれば弾ける!という自信を持ってほしいと思います。
皆さんのおかげで楽しい発表会が持てたことに心から感謝いたします。