- 2013-04-20 (土) 9:00
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入院して早くも3週間が経ちました。ずっと車いすでの生活が続き、動けないことのイライラもさることながら、今まで気づかなかったことをたくさん経験しています。
その一つです。
車いすは足の自由が効かないために使用しています。病棟では多くの患者さんが車いすですが、病室から外来を通ってリハビリ室に行く通路はいつも多くの患者さんで混み合っています。その中をかき分け、かき分けリハビリ室に行くのは大変な作業です。
通路が狭いので、ちょっと傘の先が飛び出ていたり、座っている足が伸びていようものなら、それだけでもう通れないのです。
さらに立ち話で道をふさがれたり、通路真ん中に立ち止まられてはどうにもなりません。
その都度、「すみません、すみません…」の言葉を言い続け目的地まで行くだけでリハビリ前にひと汗かいてしまいます。
歩けるならよけて通ります。歩けないから、車いすだからよけて行けないのです。
でも、私が車いすを経験しなかったら、このように車いす歩行がいかに大変だなんて分からなかったと思います。
皆さんも、街で車いすの人を見かけたら、安心して通れるようにちょっとした心使いをお願いしますね。
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