- 2012-04-06 (金) 13:28
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私の大親友が癌で亡くなったのは丁度今から一年前の4月2日でした。それから残された、身よりのない彼女のお父さんを日々安じながら、面倒をみていました。八十を過ぎたお父さんにメールを教え、毎日朝晩に連絡させて状況を見守っていましたが、命日にあたる2日、いつものメールがありませんでした。おかしいなぁ~??電話しても出てこない…。
なんだか胸騒ぎがして、お父さんの所にかけつけると、お父さんはこたつにの脇にうずくまり、倒れていました。すぐに救急車を呼んで病院に搬送しましたが、硬膜下出血で手術となりました。
このまま誰も気づかず今晩一人でいたら、お父さんは死んでいたと聞かされました。
彼女の命日に、お墓の中からお父さんを呼んでいたのかもしれません。両足をお墓の中に入れかかったお父さんを私は強引に引きずり出したのです。
それは、まだまだこの世に生きてやることがあるんだよ!だから、しっかり残された人生を生きていきなさい!という神様のメッセージだったと思いました。
手術を終えたお父さんは、すっかり元気になりましたが、人生って何が起きるか分からない、だから生かされていることに感謝して、毎日毎日を一生懸命生きていこうとあらためて感じました。
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