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緊張するということ

  一昨日の発表会を振り返っての追記となりますが、緊張と演奏について感じたことを書きますね。

当日、開演前に発表会に来てくれたボクサーのM君に会いました。

M君は今月初旬にフェザー級の試合で8ラウンド、大差の判定で勝利しました。

私は彼の試合を観戦に行きましたが、リラックスして落ち着いて戦っているように見えました。ところが、彼は8ラウンド中、ずっと緊張していて一度もリラックスできなかった!と話してくれました。

えつ!ずっと緊張していた?!

でも、どんなに緊張しても勝てばいいのです。緊張しなくても負けてはダメなんです。

だから、演奏前に緊張しないように…なんて思わなくていいんだ、緊張してもきちんと日頃の演奏が出来るようにすればいいんだ!と気持ちを切り替えました。

私はとても緊張するので、数日前から舞台で弾くことを想定しながらの練習を繰り返していました。緊張したらどんな演奏になるのか、どうやって落ち着こうか…などなど。

当日、本番の演奏が終わってすぐに生徒のKちゃんが「先生、落ちついてとてもいい演奏だったよ!」と私の手を握った瞬間「あれ?!先生手が震えているよ!」

そうです、私はいつも通りかなり緊張していたんです。でも、緊張してもいいんだ、手が震えたっていいじゃん!そんな中でも、きちんと弾いてやる~!

緊張とうまく付き合っていけば何とかなる。何とかなるものを支えるのはやっぱり日々の練習だ~。

終了後、生徒さんから「先生、すごい!」の声にちょっと満足げな私に

「先生の小指筋すごいね」「先生の三頭筋すごいね」「先生のふくらはぎ太いね」「先生の音量は背筋のせい?」

????  演奏じゃなくて筋肉?

日頃の筋トレはまさにこの日のため?

生徒さんて演奏だけじゃなくて色々なところ見てるんだ~!

何事も演奏に結び付ければいいのかもね!と思わず苦笑の私です。

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