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夏のコンクールを終えて

暑かった夏も今は秋の風を感じています。

今年も熱かった、暑かった夏のコンクールが無事に終わりました。コンクールは毎年、笑ったる、泣いたり、驚いたり…様々なドラマがありますね。

この教室からも数名の生徒さんが参加され、心に残る演奏を披露してくれました。コンクールで賞を取ることは嬉しいし、逆にこんなに練習したのに賞を逃せば悔しさや、悲しさにもなりますね。でも、私はコンクールで賞を取ることより、コンクールに参加することで養われるもっと大きなものが大切だと思います。

金賞とか入賞というものは、その世界にいるから通用するものであって、そこを離れたりピアノをやめたら何の役にも立たない。それより、練習を通してどれだけ心身を鍛え、感性を高め、いかに社会に適応できる人間になっていくか…が大切だと思います。そして、その厳しい練習に耐えられることが才能だと思います。

コンクールは一般的に小学校1,2年生がA級、3,4年生がB級、5,6年生がC級以下中学生も同じ…と分類されるので同じ階級であれば2年生や4年生が有利になります。

この教室で毎年4年間、不利、有利に関係なくコンクールに挑戦し続けたYちゃんは本当にピアノが大好きで、いつも自分に挑戦することを忘れない前向きな生徒さんです。コンクールの賞ということで一喜一憂するより、いつも前を見てひたむきにピアノに自分をぶつけて頑張る姿には頭が下がります。彼女こそ一番金メダルにふさわしいいのではないかと思います。

この教室は毎年、コンクールに挑戦される生徒さんはたくさんいますが、ピアノを通して何を学ぶか…という本質的なものを忘れないで頑張りたいと思います。それは、指導者である私が一番忘れてはないけないことだと、コンクールに関係なく、生徒さんに感謝しながら自己を見つめ直す私です。

 

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