- 2012-10-19 (金) 13:25
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私は、今年に入って趣味のテニスで新しい打ち方を学びたいと新しくSコーチにつきました。早く打ち方をマスターしたい私は、毎回コーチに次回のレッスンまでにやってくる課題をもらい、とにかく自主練、自主練に励んでいました。
でも、練習すればするほど、Sコーチは顔をしかめ、「ぼくはコーラを持ってきて欲しいのに、あなたはサイダーを持ってくる。練習をやるほど、課題から遠ざかって目的のゴールからどんどん離れていく!」と言われる始末…。「数をこなせばいいと言うものではなく、やり方が悪い!」
このような注意は自主練習の量が多い時ほど浴びせられ、私は意気消沈…。結局は自己満足の練習しかやっていないのです。
ピアノのレッスンで「これとこれは必ず直してこようね!」という注意をしているにもかかわらず、全然違うことを弾いてくる生徒さんがいます。本人は練習した気分でいるので、レッスン開始時はニコニコ満面の笑みを浮かべています。でもいざ弾いてもらういと、「なぜそんな弾き方をするの~?そんなこと教えてな~い!」
生徒さんは言われた注意より、この方が早く上手に弾けるのでは~?と勝手に思いこみ、柱を作る前にもう屋根を作っているんです。
それって、私のテニスと同じじゃ~ん!
でも、間違ったことでも一生懸命練習してくる生徒さんに、「だめ出し!」を言いながらも、「やり方さえ間違えなければ、練習に取り組む熱心な姿勢は大事。その気持ちがあればいつかあなたはきっとピアノが上手くなるよ!」って励ましています。
私のSコーチは間違ってもそんな優しい言葉は言ってくれないだろうなぁ~。でも、私はSコーチが何を言いたいか十分分かっていますよ。愛情たっぷりに「急がば回れ!」ですよね?
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