- 2017-11-20 (月) 6:38
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長年ピアノを教えてきて時代の流れ?を感じる今日この頃…。 それは教え方と上達です。
私がピアノを習っていた小学校から受験期のピアノレッスン、怖い怖い!のひと言に尽きる。
毎週の課題は半端なく多いのに、出来なければ「そんなこともできないの?」
同じ注意をされると、苛立った先生は「はい、レッスンは終わり!」と席を立つ。先生は絶対の権力者!
ピアノを楽しむという余裕はなく、先生に叱られたくない!の思いだけで練習、また練習。
その甲斐あって、ピアノの腕前は上がり、学校でも成績よかった。
でも、レッスンに対するトラウマか未だレッスンの夢を見ては叱られている。
今、そんなレッスンをしたら、一回で生徒さんはやめるだろう…。
「褒めて伸ばせ!」が当たり前の今、怒るなんてとんでもない?
私の若い頃は厳しい先生で有名だったらしいけど(笑)、その分、生徒さんの上達も格別で群を抜いていた。
生徒さんもよく耐えていた(?)、よくついてきていた。
今は、もうあのようなレッスンは出来ない。時代が要求していない。
当然生徒さんの上達進度も遅い。それでも楽しく弾ければ多少進度が遅れてもいいのかなぁ~。
楽しく、そして上達の進度も早く…を両立できる指導が一番なのだろうけど、上達の進度は練習量も比例するから自分にも厳しくなる。
上達と教え方の両立、最近は厳しさの中に優しさの両立を課している私です。
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