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百回弾くよりも…

 毎日のピアノ練習。

同じことの繰り返し、繰り返し。とにかく一人でこもっての練習。そんなことを毎日続けていますが、時に自己満足や、自己嫌悪?

これで良いの?いいに決まっている!そんなことを自問自答して曲を仕上げていく。

先日、あるテレビの料理番組で、料理の腕に自慢の噺家が料理のプロの先生に自作の料理を披露。「これでどうだ~!」と言わんばかりに自信たっぷり。

そこで出た料理プロのひと言「味がついてない!」???

「えっ!?味がない?」

その時の噺家の言葉が印象的で、料理を高座で話すことに置き換えてこんなことを言ってました。

「一人で何百回の練習より、誰かに聞いてもらう一回の方が価値がある」

これってピアノにも当てはまる!

先日、一人練習に飽きた(?)私は、後輩のピアノの先生をしている真代ちゃんを呼んで、一緒にピアノ練習。

一人では弾けていたところが、上手く出来ない?!

その時は何時間も一緒に練習しましたが、今までそれこそ何百回も練習してきたことが、この一回の練習で納得!

私たちは小さい時から殻に閉じこもった練習をたくさんしてきたけど、時には殻を破って友達や同僚との聞きあい練習も必要ですね。

レッスンはその最たるもの。要所、要所でのチェックをすることが大切。

これを機会に音楽の専門家以外にも色々な人に私のピアノ、聞いてもらおう。

でもその前に、やはり練習ね!練習あっての披露です!

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