- 2019-10-16 (水) 7:52
- 未分類
「先生は何故ピアノの先生になったの?」 先日、こんな質問を小学校低学年の生徒さんにされました。
私は幼少の頃からピアノを習っていて、音大に進み、中学校と高校の教員免許をとりました。
その間に、ずっとピアノの練習ばかりしていたわけではなく、学生時代は運動部で明け暮れ、大学卒業後もピアノに関係ない仕事に就いたりしていました。
ピアノの先生になりたいなど考えたことは一度もなく、それでもピアノを止めたいと思ったことはありませんでした。
ピアノをずっと続けて結果的にピアノの先生になりましたが、続けられた一番の理由は単に「ピアノが好き!」だけです。
好きでずっと続けられるものが1つあるなら、それで十分だと思っています。
よく、いつまでピアノを続けるの?とか中学になったら辞める…等々と言う話を聞きますが、好きなものにいつまで…なんて期限があるの?
小学生まで続けて、中学で辞めたら、これから色々な曲を弾いて楽しむのに、勿体ないと思います。
逆にやる気がなかったり、好きではないのに、我慢して小学校が終わるまでやる必要もないのです。
卒業したら医者になりたい!とか弁護士になりたい!と明確な人生の目標があるならそれなりの学部で勉強しなければなりませんが、演奏家にならなくても、ピアノの先生にならなくても、
ピアノが好き!なら年齢に関係なく続けて欲しいと思います。
子どもの時に習っていて、大人になってから、再開した大人の生徒さんが皆さん口を揃えて同じことを言うのは「途中で辞めなければよかった!」
歳をとっても好きなことが 出来る!って最高ですね。
- Newer: 変身~!
- Older: 人が集まってきた!?