- 2019-09-06 (金) 13:45
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曲を弾いている時、どうしても左手の伴奏が大きくなってしまうことって、よくありますよね。
左手は伴奏になることが多く、また右手は旋律を奏でることが多い。
そんな時、子どもたちに、「メロディーが聞こえないから左手はもう少し小さく弾こうね!」と言っても、なかなか理解できない。
そこで、子どもには例え話で分かってもらうのが一番!と思い立ち、
「左手はね、おうちで言えばお母さんの役目、陰でしっかりお父さんを支えるけど、決して出しゃばってはダメよ。メロディーのお父さんを光らせるために、陰で控えめにリズムをとったり、
そっと調和の和音で和ませたり、言ってみれば大切な家の柱、だからお父さんのメロディーは威張っていいのよ!」
こんな例えば話を思いつき、早速子どもたちに話して聞かせると、子どもたちはポカ~ン!?
「家はお母さんが威張っているよ!」「家は出しゃばるのはお母さんだよ」「家はお父さんがご飯作って待ってるよ」等々予想外の言葉が多いのに驚く。
そうか~、今は私が育った時代とは違って、お父さんも家事をこなし、男女対等に生きる時代。
まだまだ時代に追いつけない古い考えの私は、例え話も難しい。
控えめでも陰の力でも伴奏によって、音楽は変わるし、それこそが縁の下の力持ちだよ!