- 2020-09-28 (月) 8:59
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昨日27日、大人の発表会が開催されました。
コロナ禍の中、12月の子どもの発表会延期を発表したばかりで、毎年大人の発表会に参加されている生徒さんからも不参加を言われて、大人の発表会もやめようかなぁ…と
私はかなり迷いました。
私自身は誰も出なくてもホールが開いている限りは一人でも弾くぞ!とは思っていたものの、主催者側の立場から、開催してよいものかどうか、厳しい決断でした。
毎日、感染者数を確認したり、世の中の状況をチェックしたり、不安要素があれば中止もやむを得ないと思いましたが、一番大切なのは生徒さんの気持ち。
一人一人に発表会参加の気持ちを聞いてみたところ、「出ます!」「弾かない選択肢はありません!」等々の返事をもらい、その情熱が私の背中を押してくれました。
密にならないよう座席間隔を空けて、舞台袖には消毒用アルコールを置き演奏前に使用する、集合写真は密を避けて撮らない、最後の全員合唱も中止、さらに二次会の打ち上げも
中止にしました。
できる限りのコロナ対策は例年の発表会より気遣いが多く大変でしたが、会が始まるといつも以上の熱演が続き、いっときはコロナの不安を忘れました。
今年は初心者の方から20歳のフレッシュまで5人の新しいメンバーに加え、特別出演でチェロの演奏も入り、とても盛り上がりましたね。
会の直前まで生徒さんの出る、出ない…の迷いがあって、プログラムもなかなか決まらず、こんなに苦労(?)した発表会は今までありませんでしたが、
生徒さんの熱心さ、練習した様子にコロナ禍の中、発表会ができたことを心より感謝いたします。きっと心に残る思い出の発表会になることでしょう。
私個人的には生まれて初めて演奏中に止まるという貴重な(?)経験をしました。
練習不足ではなく、今年はかなり練習したのに止まってしまったことはことショックでしたが、子どもは親の背中を見て育つように、生徒さんが私の背中を見て成長して頂ければ
と思い、これからも生徒さんに恥じないよう一生懸命練習していこうと改めて心に決めました。
皆様、ありがとうございました。
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