- 2021-11-03 (水) 15:48
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昨日、所沢でエフゲニー・キーシンのコンサートがありました。
キーシンは幼少の頃から天才と言われたピアニスト。
今は50歳になりました。
絶対に来日したら行きたい!と思っていたところ、この日は私の誕生日、自分にプレゼントしよう!と、レッスン振替ていただき、念願がかないました。
前半はバッハから始まり、モーツァルト、ベートーヴェン、後半はショパンのマズルカ6曲に「アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ」
どの演奏も素晴らしかったことは言うまでもありませんが、ピアノの音がとてもクリア、清み渡っていて、鍵盤の上を蝶々が舞っているようでした。
そして、ベートーベンは力強くモーツァルトはキラキラ感、ショパンは圧巻でした。
演奏が終了しても拍手がなりやまず、一階席の観客は全員が立ち上がり、アンコールはバッハ、モーツァルト、ショパンエチュード、ワルツと4曲も弾いてくれました。
ほとんどが知っている曲や以前に弾いたことがある曲なのに、同じ曲とは思えない軽やかなタッチ、最後のショパンが終わった時、どっと涙が溢れてきました。
単にうまいと言うより、キーシンの礼儀正しい人間性も表れ、私ももっともっとピアノが上手くなりたいと自分に鼓舞しました。
ピアノの世界に生きていて本当に良かった。
そして、時間をみつけてはコンサートにたくさん行きたいと思います。
先月はブレハッチ、そして今月は、ツイメルマンやブレバッチと過去のショパンコンクール優勝者が続々と来日します。
感動するって生きてる実感をが一番感じる時だと思います。
ブラボー!!
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