- 2023-06-11 (日) 7:29
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これはピアノに限らず様々なことでもそうだと思うのですが、レッスンで感じるのは、子どもたちも大人も方も得意とするものや
好きな曲を弾く時は音も違うし、だいたい弾いている時の顔から違ってきます。
でも、世の中、生きていく上では、好きなことばかりはやっていられません。むしろ、苦手や嫌いなことの方が多いですね。
そんな時こそ、苦手、嫌いな練習をたくさんすると練習した成果を披露したくなったり、聴いてもらいたくなったりします。
それを重ねていくと、気がつくと苦手が得意に変わったりします。
有名なロマンチックな曲は誰もが弾きたがりますが、一番大切な基本練習は好む人が少ないです。
特にハノンのアルペジオ、スケール練習は基本中の基本ですが、これを好んで弾く生徒が少ないのは残念です。
でも、一つの基本の調、ハ長調をマスターすれば、あとは応用で一つ一つに苦労することはないし、スラスラ弾けるようになると楽しく
なってきます。
発表会の練習でも、苦手な所はテンポが遅くなったり、急に音が弱くなったりします。
発表会は苦手意識を克服するよいチャンス!
苦手な所ほどたくさん練習して、舞台では怖いものなし!で弾きましょう。